<河瀬総務部長>
・資料に基づき説明
・各部局よりそれぞれの状況について説明。
<質疑・意見等>
(河瀬総務部長)
全庁的な視点で見直すものについては、総務部が先頭になって取り組みを進めてまいりたい。ご報告いただいた各部局での取り組みは、それぞれの職場でも主体的に取り組んでいただき、継続、定着させていただくことが重要。また、いかにして実現に繋げていくかが大事であり、来年度から組織目標において、業務の見直しを議論、検討し実行に繋げていくことや、それに対する職員の努力、成果をどのように評価していくのか、付属機関の行政改革委員会においてもご意見等をいただきながら検討を進めてまいりたい。
(江島副知事)
実践することが大事。業務改善には、システム自体を変えてしまうという観点、心構えを変えれば進んでいくような観点の2つがある。システムに関しては全庁的に取り組む必要があり、予算が必要になってくることもあるが、しっかりやっていただきたい。心構え的なものについては、決意を示す意味でもわかりやすい言葉で示していくことが大事。職員皆が実践できるような仕組みができればよい。
(知事)
5点申し上げる。
(1)実践しようということが大事。小さな取り組みでも、まずはやってみること。そのうえでいうと、服装、窓口時間、会議、ヒューマンエラーによる事故、因習文化の改めなど、引き続き取り組んでいただきたい。
(2)それぞれの職場で継続的にやってみること。その際に若手職員の意見を積極的に取り入れて、職場活性化に繋がるような取り組みとしてやり方を考えてみてもよい。
(3)DX、GXの観点を入れていくこと。紙でやる、集まってやるということを見直すきっかけになる。
(4)そういったことが評価される仕組みを作ること。組織目標の項目に入れることも大事。
(5)何のためにやるのかということ。新しいことにチャレンジする、県民の負託により応えられる組織を作るということもあるが、職場にゆとりと余裕をもたらすためでもある。
そういった観点で取り組もうということを周知した上で、協力していけるようにお願いしたい。
<藤田防災危機管理監>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
(宇野農政水産部長)
災害対策本部設置基準の対象となる高層ビルは県内にどれほどあるのか。また、長周期地震動階級4というのがイメージしにくいので、もう少し具体的にわかりやすく説明できないか。
(藤田防災危機管理監)
長周期地震動は高層ビルに影響があるものなので、県内でどれくらいの高層ビルがあるのか把握したい。長周期地震動階級4というのは、危険度レベルで言うと震度6弱以上と同程度と整理されている。それも踏まえて対策を実施していきたい。説明の仕方については、検討したい。
(市川健康医療福祉部長)
コロナの関係について、医療関係者のご尽力で協力医療機関ということで年末年始に発熱外来として対応いただけるところが140機関あり、ホームページに公表している。一方で、受診が殺到してしまうとパンクしてしまうので、セルフチェックをしっかりとお願いしたいということを県民の皆さんにお伝えしたい。
また、病床稼働率は85%となっており、限られた病床をしっかりとコントロールし、年末年始の体制を整えてまいりたい。
(知事)
3点申し上げる。
(1)改めて部局間連携を進めていけないか。それぞれの部局が抱える様々な仕事について、雪寒対策、防疫対応以外でも、もう少し部局間連携をした方がいいと思われる業務はテーブルに出して議論しよう。職員の交流や他の職場が取り組んでいることへの理解の促進にもつながると思う。
(2)家の用具の持ち出しや、普段デスクワークしかしない人の草刈りなど、こういったことに頼る公務、数万円の工面ができないため行う労働面が結構あると思う。これらについても、議論のテーブルに挙げて、こういったことに頼らない業務のあり方を追求していこう。ぜひそれぞれの職場で点検作業をしていただきたい。
(3)一年間のみなさんのご尽力に感謝申し上げる。1月からは予算や組織、議会などいろいろと慌ただしく過ぎるので、年末年始はゆっくりと過ごしていただき、残りの年度内にどういったことをしないといけないのかお互いに確認しながら過ごしていきたい。一方で、年末年始も県民の皆様のために仕事していただく方が大勢いらっしゃるので、その方々に心を寄せて過ごす年末年始としたい。