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令和4年12月13日県政経営会議の概要

  1. 開催日時:令和4年12月13日(火曜日)8時45分~9時25分
  2. 開催場所:災害対策本部室 危機管理センター
  3. 出席者:知事・江島副知事・大杉副知事・知事公室長・総合企画部長・総務部長・文化スポーツ部長・琵琶湖環境部長・健康医療福祉部長・商工観光労働部長・農政水産部長・土木交通部長・会計管理者・企業庁長・病院事業庁長・議会事務局長・教育長・監査委員事務局長・警察本部長・防災危機管理監
  4. 議事概要:下記のとおり

論議事項

1. 基本構想実施計画(第2期)素案について

<松田総合企画部次長>
・資料に基づき説明

<質疑・意見等>
(辻本会計管理者)
 骨子案原案のときからの議論を通して、最終的には上手にまとめていただいていると思う。サブタイトルについても、色々と話があったと思うがうまくまとまっていると思う。

(市川健康医療福祉部長)
 政策1ではからだとこころの健康づくりということで、健康というと健康医療福祉部のイメージがあるが、新興感染症や文化スポーツなど、幅広い分野が含まれていることがよく分かりいい形でまとまっていると思う。
(大杉副知事)
 高専の記載部分について、学ぶ側に対して何ができるようになるか、また、学ぶ環境についても記載してもいいのではないか。県立大学の話が24ページにあるが、できれば、高専についても、県立大学と同じように柱立ててボリュームを増やして記載しても良いのではないか。
 37ページの女性のスタートアップ支援については、色々と要因を分析してやっていく必要があるのではないかと思う。チャレンジしたい女性へ一貫した支援を行っていくことは大事だが、チャレンジしたい女性も増やしていかないといけない。そのためには子育て支援など切れ目ない支援が大事だと感じているので、そのような視点も盛り込んでも良いと思う。
(東総合企画部長)
 高専について、学ぶ環境づくりという側面からも記載を充実できないかというご指摘いただいた。タイミングとして、高専の事業を進めていく時期にきているので、検討させていただく。
(浅見商工観光労働部長)
 大杉副知事のご指摘のとおり、書きぶりについては、総合企画部と調整して検討したい。子育て支援から切れ目のない継続した支援を行うことが、女性活躍推進の軸と考えており、部内で検討したい。
(江島副知事)
 第2期という真ん中のタイミングである。最後の期、最後の年を想定しながら計画を進めていただければと思う。
(東総合企画部長)
 先を見据えた形で検討していきたい。
(知事)
 各部局ご参画いただいて、この時点で最も良いものができたのではないかと思う。これが素案であり、県議会をはじめ県民の皆さんに説明申し上げて、さらにご意見いただいて肉付けし、内容・表現なども見直すべきところを見直して、年度中に完成させ、来年度から具体的施策がスタートということになる。
 来年度の予算作りや、体制組織作り、あと単年度で終わるのではなくて、この4ヶ年かけていく着実な計画として進めてほしい。今後の第3期を見据えた色々な種まきを、ぜひ計画的にやっていけるようにしていきたい。
 もう一回見て、12月、1月に表現などを確認し、仕立て上げていきましょう。
(東総合企画部長)
 予算の協議もあり、前向きな一歩が踏み出せるような形で計画のブラッシュアップを進めてまいりたい。

共有事項

1. サイバーコネクト 滋賀経済安全保障

<鶴代警察本部長>
・資料に基づき説明

<質疑・意見等>
 質疑・意見等なし

2. 本庁および地方行政機関の財務監査(定期監査)等の結果の概要

<林監査委員事務局長>
・資料に基づき説明

<質疑・意見等>
(知事)
 定期的な監査について、業務見直しのきっかけにしてほしいと発言があったが、明確に対応を申し上げたい。関係部署で協議の上、1年後の監査報告のときに対応について報告していこう。
(1)公用車の集中管理は、総務課では28台管理しているが、県全体で公用車は650台ある。装備もそれぞれであり、全庁的な集中管理をすることができないか検討してほしい。
(2)県道原松原線都市計画街路整備事業については、理由や事情があったとはいえ、地元の方に対して増額の理由の説明と同時に整備後の姿についてしっかりと説明しよう。そこを通行する方々にまだまだ説明ができるのではないかというご指摘をいただいた。私もこの地域をよく車で通るが、もっと何か目に見える形で、トンネル整備がされると、この地域の交通がどうなるかなどが見えるといいなと思う。
(3)収入証紙に代わる収入方法の導入について指摘があり、明確にそうしようと思うので、早急に改善をはかっていただきたい。キャッシュレスが進む中で、収入証紙に頼りすぎない方法に変えてほしい。
(4)消費生活センターの体制の改善や拡充については、既に県議会でもご指摘いただいており、早急に抜本的な対策が必要である。
(5)監査を受けるたびに、部局ごとに報告するのではなく全庁的にしっかりとトレースし、管理する仕組みを作ってほしい。
(6)総務事務の集中化については、まだできるのではないか。特に学校事務の集中化を進めてほしい。監査委員事務局は、学校事務の集中化を断念したのではないかと思っている様子であり、きちんと説明し改善していく必要があると思う。業務見直しの観点からもさらに進めていく必要があるとおもう。県庁のあり方や、仕事の見直しに取り組んでいきたいと思う。
(福永教育長)
 知事からの監査に基づく取組事項について、6点目の学校事務の集中化は、
2023年の行政経営方針に大きな枠組み自体は書かれている。実際にどういった取組を個々にこの4年間で行うかについては、総務部でまとめていただいている実施計画の中で記載するという整理をしている。2019年からの経営方針には方針の方に書いているが、今回は実施計画に書くことになり、決して断念をしたわけではない。今後4年間で学校事務の集中化はどのような形が一番望ましいかを検討していく。
(市川健康医療福祉部長)
 新型コロナウイルス感染症の昨日の感染者は、574人でやや高い状況である。全国的には感染が拡大している状況ではなく、少しずつ改善していっていけばいいなと思う。
 病床の稼働率は、7割前後で、本日よりヴォーリス記念病院の旧の緩和病棟を活用し、宿泊療養施設が16床開設する。午前中、報道機関の方にお披露目をした後に、午後から少しずつ受け入れを始める。特に北部の介護が必要な方へのフォローができるのではないかと思っている。
 ワクチンの接種率が25%程度となっており、接種開始直後は、滋賀県の数値はよかったが、全国的にも接種率がのび、県は中ほどの順位である。感染者の年代は、10代から30代の子育て世代である。また本日、厚生労働省よりモデルナワクチンが18歳から12歳にワクチンの対象年齢の引き下げが発表される。それを受けて、県としても、12月16日より12歳以上へも接種できるよう準備を行う。報道の発表は、明日を予定している。
(知事)
 年が明けると、忙しくなるため、各事業について12月中に整理しておこう。悩みを共有して、年内に解決していこう。
 今週末から寒波が来ている。土木交通部や警察、防災などが雪寒体制をとっていただいている。これまでやってきたことがきちんと機能するように連携して努めていきたい。
 一昨日の日曜討論で、子ども・若者について議論され、色々な視点で学ぶべきところが多かった。どういうことが必要なのか、できるのか、国に求めることと、県でやれることと、すぐにはできないけれども長期的に目指していくべきことと、それぞれみんなで共有し議論に繋げていきたい。

お問い合わせ
滋賀県総合企画部企画調整課
電話番号:077-528-3311
FAX番号:077-528-4830
メールアドレス:[email protected]
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