<松田総合企画部次長>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
(門間土木交通部長)
総合目標につながる指標が3つあり、それをさらに確認するための指標の例が挙げられているが、そういったものは今後新たにアンケート項目をつくっていくのか。アウトカムの目標とアウトプットの目標をどうつなげていくのか、その目安を伺いたい。
(東総合企画部長)
総合目標に関連する指標にふさわしい項目を挙げていただく趣旨で、必ずしもアンケート項目をつくらないといけないというものではない。総合目標に関連する指標としてどのようなものがあるか、今後各部局と調整の予定。
(大杉副知事)
サブタイトルのアイディアはよいと思うので、これを生かしつつ、これまで議論に関わっていない方も含めて理解しやすい紹介の仕方ができるとよいと思う。インパクトがあるだけに、今まで議論に関わっていなかった方が初めて見てどう思うか、という視点で考える必要があると思う。そうすると、「あれもこれも」という表現はやや投げやりな印象があり、語感があまりよくないのではないか。
また、「生も死も育も楽も…」の部分と「人も山も水も空も土も」の部分の関係性が少しわかりにくい。アイディア自体は活かしながら、例えば、「生も死も育も楽も学も病も労も夢も幸も、滋賀の人や山や水や空や土とともに」など、お互いの関係を示しつつ、万人が受け止めやすい形にした方がよいと思う。こだわるつもりはないが、印象として申し上げた。
(東総合企画部長)
サブタイトルは、いろんな場面を自分らしく過ごせる滋賀を具体的にイメージできるようにと考えてこのような案としているが、様々なご意見を取り入れて長く盛り込みすぎている面もある。語感に関するご指摘も否定できないところであり、今回のご意見も踏まえ、素案の検討の中で考えてまいりたい。
(江島副知事)
サブタイトルの15のワードは、政策を象徴しているのかと思っていた。「子ども」を重視しているが、十分に見えてこない。副題が気になることは気になる。実施計画の14の政策と一致とはいかなくとも、何らかの形で結びつくとよりよいのではないか。
(東総合企画部長)
施策をイメージするというよりは、一人ひとりの生活の場面や自然、社会を取り込んだ上で、みんなで描く健康しがを考えていこうという趣旨。ご意見を踏まえ、サブタイトルを置くかどうかも含めて、盛り込み方を引き続き検討してまいりたい。
(知事)
幹事会議でも随分議論されている模様。全体としてはよい感じでまとまってきている。これをベースにみんなで議論を進めていきたい。
サブタイトルの「あれもこれもずっと」と「も」が繰り返されているのは、少しどうかと思う。方向性はよいが、あともうちょっと表現を工夫してはどうか。
<鶴代警察本部長>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
(江島副知事)
大変意欲的な内容。施策構築の議論の際にアプリを制作すると伺ったが、そのアプリもこの取組に連動してくるとの理解でよいか。
(鶴代警察本部長)
ご賢察のとおり。2の情報発信・広報啓発の高度化の取組として、「デジタル・サービスの活用も検討」することとしており、将来的には防犯アプリも活用して情報発信していきたいと考えている。現行の戦略であるため、予算との兼ね合いに配慮しつつ、今後様々なアイディアを取り入れていくことも想定した形で表現。
(江島副知事)
防災関係のアプリなど、既存の様々なツールがあるので、そういったものを活用しながら取り組んでいただきたい。
(知事)
こういった分析や取組強化は大切だと考える。今年に入ってからの刑法犯認知件数の増加やサイバー空間の脅威の高まりに重大な関心を寄せている。
ついては、3点お願いしたい。
1.冒頭の情報収集と分析を掘り下げて県民と共有できないか。例えば、他の都道府県との比較や時間帯による特徴、加害・被害の傾向など、県民のみなさまと共有した上で、注意喚起できるようお願いしたい。
2.ハード整備でカバーできるものがないか。
3.犯罪の温床、バックボーンにも目を向けて、先回りして対策を打つ準備をしたい。
(鶴代警察本部長)
いずれも重要であり、できることは進めていきたい。また、社会全体を視野に対策を講じていかなければ犯罪そのものを減らせないのはご指摘のとおり。警察として知り得た情報をどういう形で提供できるか、どのように分析を深めてわかりやすく提供できるか、さらに検討を進めてまいりたい。
(市川健康医療福祉部長)
ご承知のとおり昨日からコロナの全数届出を見直している。医療機関に受診され、発生届の対象とならなかった方が登録するセンター「新型コロナ診断後申告窓口」に昨日377人の申告を受付。
本日から公表の仕方(報道機関、市町、関係者向け)も変わり、市町村別の患者数・陽性者数がわからなくなる。一部懸念の声もいただいているため、プレスには発表できないが、首長に対しては情報提供する方法を検討中。
全数届出の見直しに伴う保健所の動向に関して。だいぶ届が減っている模様ではあるが、スタートしたばかりであり、ここ1週間の動向を見守っていきたい。
オミクロン対応型ワクチンの県内での接種が始まった。広域接種センターでは、10/14からモデルナワクチンで接種。また、9/21から接種券後日提出型接種として、医療従事者や教職員、警察官など、接種券がまだ送付されていない段階で接種いただける方法を実施。事業所単位で申し込みいただくが、すでに学校、警察署、自衛隊のほか100団体ほど申し込みがあったところ。できるだけ円滑な接種に努めてまいりたい。
(知事)
今ご報告があったとおり昨日から新型コロナの届出の仕方が変わり、報道向け公表データも変わるとのことであるが、一部県内の自治体から戸惑いの声が届いている。丁寧な説明が必要。担当部局間で連携して対応をお願いしたい。また、ワクチン接種についても広域接種センターや事後届の手法を含め、積極的な検討を呼びかけよう。
いよいよ下半期に入る。仕事の棚卸を含め、進捗状況の確認、組織の点検を。きちんと業務が回っているか、どういう課題があるかなど確認し、課や部を超えて対応すべきことがあれば早めに迷わず相談いただきたい。職場内で過重な仕事や悩みを抱えていることもあるかもしれない。この節目にみんなで分かち合いたい。