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令和4年1月18日県政経営会議の概要

  1. 開催日時:令和4年1月18日(火曜日)8時45分~9時25分
  2. 開催場所:危機管理センター 災害対策本部室
  3. 出席者:知事・江島副知事・中條副知事・知事公室長・総合企画部長・総務部長(代)・文化スポーツ部長・琵琶湖環境部長(代)・健康医療福祉部長・商工観光労働部長・農政水産部長(代)・土木交通部長・会計管理者・東京本部長・企業庁長・病院事業庁長・議会事務局長・教育長・監査委員事務局長・警察本部長・防災危機管理監
  4. 議事概要:下記のとおり

協議事項

1. 令和4年2月定例会議提出条例案件について

・県政経営幹事会議にて概ね了解が得られたため、経営会議においては、全案件の説明を省略した。

<質疑・意見等>
 なし

2. 令和4年犯罪抑止目標等について

<西村総合企画部次長>
・資料に基づき説明

<質疑・意見等>
 目標については、達成できない部分もあったが、刑法犯認知件数については、昨年をさらに下回り、ピーク時の平成14年に比して5分の1を下回るまでに減少している。犯罪の抑止について、県当局のリーダーシップの下で、市町、関係機関・団体、民間事業者、ボランティア等、県民の皆様が協力して、みんなで一致団結して取り組んだ成果の現れだと思う。警察としては引き続き、犯罪情勢の分析を進め、皆様とともに犯罪の抑止に取り組んでまいりたい。また、悪質な犯罪、県民に強い不安を与えるような犯罪の取締りにも一層注力して、社会全体の安全・安心を確保していけるよう取り組んでいきたい。
(市川健康医療福祉部長)
 資料3について、再犯防止推進計画は令和元年度から3年目の取組となっているが、今年は特に更生保護に頑張っていただいている皆さんに県として何とかサポートできないかということで、保護司のアンケートと初めてだが知事から協力者に対する感謝状の贈呈をしていただいたところ。こういった形で、更生保護の分野と一緒に取り組むことにより、再犯防止にしっかりと取り組んでいきたい。
(三日月知事)
 皆さんの力を合わせた取組によって、こうして減少傾向を作り出せており、御努力に感謝する。引き続き、目標を定め、特徴も分析し、さらに県民の皆さんの御付託、御期待に応えていくということであるし、健康医療福祉部長が言われたように再犯防止の取組も充実させることにより、もちろん犯罪そのものは許せないし、しっかり取り締まる必要もあるが、背景にある要因等をしっかりと見て対応していくことも、併せて滋賀県らしくやっていきたいと思う。引き続きしっかりやろう。

3. (仮称)シガリズム観光振興ビジョン(原案)について

<水上商工観光労働部長>
・資料に基づき説明

<質疑・意見等>
(中田農政水産部次長)
 このシガリズムの推進に当たっては、当部としても連携を視野に取り組ませていただきたいと考えている。このシガリズムの基本的な考え方について説明され、理念的なものだが、例えばどのように窓口に来られた方などに伝えていくのか、ということがあると思う。シンプルなかたち、イメージをどのように伝えていくか、例えば今後コロナが落ち着いてくればインバウンドなどがあると思うが、英語の標記をした時にどうということも考えていく余地があるのかなと思う。
(水上商工観光労働部長)
 大切な意見だと思う。これは単に理念、考え方に終わらせることなく、実際の観光振興につなげていく必要があり、今考えているのは、県内の8つの地域にコーディネーターを設置し、地元や関係者の皆さんとコミュニケーションを丁寧に行う中で、観光資源を磨き上げ、実際の観光ツアーに仕立てていく。そして、それを統一のサイトのようなものを設け、シガリズムとして積極的に発信し、多くの方に受け入れられるように周知していきたいと考えている。その際、海外向けにどのように効果的に周知するかについては、表現を含めて考えていきたい。
(野﨑土木交通部長)
 シガリズムはYouTubeのチャンネルもやっておられるが、視聴は10万人を超えており、結構な方に見られており良いと思う。シガリズムといった時に、いかに一般の方にどういったものかを認知してもらうというところが難しいと思う。そういう意味ではYouTubeは良い感じが出ており、そういったところに力を入れていけば良いと思う。10万人を獲得するのは大変だと思うが、そこは達成されており、我々も色々な取組の中で参考にさせていただきたい。
(三日月知事)
 とても良い物を作ろうとしていただいているので、これを原案として次の段階に進めていこう。すでに皆さんにも知事メッセージとして発しているが、この観光振興ビジョン、シガリズムというのは、ツーリズムビジョンとしてだけではなく、ポストコロナに向け、滋賀県らしく光を見て、そして地域を振興するという全体を貫くビジョン、方針として昇華させていきたいと思っている。すでに幹事課長会議等でも議論されていると承知しているが、総合企画部で、これをどのように県政全体に波及、貫かせていくのかということについても、引き続き皆さんの協力を得て、しっかりと作っていきたいと思う。その中心テーマとして観光が前に出て走れるよう、よろしくお願いする。
(川﨑総合企画部長)
 健康しがとよく似た関係にあるかと思うので、そのあたりとの整合を考えながら進めていきたい。

4. 第五次滋賀県立病院中期計画(素案)について

<宮川病院事業庁長>
・資料に基づき説明

<質疑・意見等>
(市川健康医療福祉部長)
 
中期計画に基づく取組が始まる中で、意識していただいていると思うが、我々の方では保健医療計画の中間見直しをしており、間もなく第8次計画の関係で根本的な見直しもある。この保健医療計画の中には、ブロック化による医療の展開、もちろん全県的な展開で、県立3病院についての記述もあるので、その辺りをまた意識いただいて、中期計画を進めていただきたい。
(宮川病院事業庁長)
 計画の策定に当たって、その都度協議させていただくので、よろしくお願いする。
(三日月知事)
 まず、沖縄への看護師派遣について感謝する。
 36ページの全県的な医療との連携というときに、県内の医療機関との連携は赤い点で示されている病院と連携しているという表記だと思うが、当然、守山にあるのでこういう図になるのは分かるが、もう少し県立総合病院、病院事業庁としていうならば、広めに連携みたいなものがあれば表現しても良いと思うが、このあたりはどうか。
(宮川病院事業庁長)
 この赤点は、紹介や逆紹介をしているクリニックや診療所などの連携登録医を示しており、この他に地域連携協定を締結している病院のことも書いているが、もう少し幅広い公立病院への医師の派遣などもやっている。そういったことも確かに県立病院の大きな柱の一つだと思うし、今度の総務省のガイドラインでもそういう役割が期待されると打ち出されるようなので、もう少しこれからやれることも含めて表現していきたい。

その他

(三日月知事)
 今週の数字が重要になるのはそのとおりだが、今回出されるまん延防止等重点措置を要請するかどうかというのは、今はどのような状況で検討されているか。
(三日月知事)
 昨日も県の疫学専門チームと、今後さらにどうなるのかというシミュレーションモデルの議論をした時に、対策をとれているかどうかにもよるが、今月中にも800件超、多ければ2月上旬に1,000件超というシミュレーション結果も出されているおり、そういったことを踏まえた対応というのが必要となる。したがって、この時点でどういうことをやっていけば良いか、今日明日、最大限情報を集めて、あらゆる選択肢を視野に入れて、検討したいと思うので、よろしくお願いする。
(三日月知事)
 今の状況からすれば、BCP。それぞれの職場でも濃厚接触や陽性等により、すでに検査や休暇等に入っている職員もいる中で、県民の皆さんに付託されている業務をいかに継続させていくのか、それ以外のものを省いていくのか。こういったことを今月、特に今週から来週にかけて、最大限、迅速に機能させていかなければならないので、よろしくお願いする。

お問い合わせ
滋賀県総合企画部企画調整課
電話番号:077-528-3311
FAX番号:077-528-4830
メールアドレス:[email protected]
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