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令和3年9月21日県政経営会議の概要

  1. 開催日時:令和3年9月21日(火曜日)8時45分~9時27分
  2. 開催場所:WEB開催(各執務室)
  3. 出席者:知事・江島副知事・中條副知事・知事公室長・総合企画部長・総務部長・文化スポーツ部長・琵琶湖環境部長・健康医療福祉部長・商工観光労働部長・農政水産部長・土木交通部長・会計管理者・東京本部長・企業庁長・病院事業庁長・議会事務局長・教育長・監査委員事務局長・警察本部長・防災危機管理監
  4. 議事概要:下記のとおり

論議事項

1. 令和4年度 国の施策および予算に関する提案・要望について

令和4年度 国の施策および予算に関する提案・要望について論議を行った。

協議事項

1. (仮称)滋賀県DX推進戦略(素案)について

<西村総合企画部次長>
・資料に基づき説明

<質疑・意見等>
(川﨑総合企画部長)
 補足すると、それぞれの分野の姿のところにいくつかのポンチ絵が入っている。例えば、22ページの農業の部分について、これは農政水産部で作成いただいた絵がついている。これまでの農業の生産・流通の形、真ん中にスマート農業あるいはデジタル技術の活用で、こういう形に農業が変わっていくという、これを参考にさせていただきながら、他の分野についてもいくつか入れているが、まだまだ工夫ができるところ、あるいは分野によってはこのようなポンチ絵が入っていないところあるので、これから原案に向けてより充実していきたいので、御協力よろしくお願いしたい。(野﨑土木交通部長)
 この中でやはり社会変革について、最近特にデジタル関係は非常に激しいということで、3年というところで短めの期間でやっていただいているが、それでもまだもしかすると1年後、2年後に色んな変革があるのではないかと思う。そういう中で、途中で変更していくようなシステム、何かそういったものは必要ではないかと思う。柔軟に戦略を変更していくということは考えないのか。
(川﨑総合企画部長)
 御指摘のとおり、3年の計画としているが、その前提となる色んな事が変わってくる、あるいは施策の方向も変わってくるかもしれない。システムとしてどう入れるかは考えるが、そこは柔軟に対応できるような形でやっていきたい。そういうことが項目的に必要であれば、設けていきたい。(中嶋文化スポーツ部長)
 
本論ではない細かいところだが、21ページからオレンジのページがあるが、背景に煙の出ている工場や財布の絵があるが、こういったものはこれからの目指す姿とは少しイメージが違うと思うので、考えていただきたい。
(川﨑総合企画部長)
 確かにがま口はどうかと思うので、考えて訂正したい。
(森中総務部長)
 気になるのは、色々と各分野でこういったことをやるという主な取組を書かれており、各部から上がってきたものを合わせられていると思うが、特に自民党の方はこういう計画を作る際に、財源とかをセットで示すように政調会で言われていると思う。今後説明していく時に、書いてあるのは良いが全部やるのか、財源はどうするのかと言われた際、どう答えていくのかは用意してく必要があるし、来年度に向けての施策構築でも沢山事業が出てきているが、当然お金もかかるわけであり、なかなか計画と財源の関係はどう説明していくのか、どう措置していくのかということは並行して考えていかなければならないと思う。
(川﨑総合企画部長)
 御指摘のとおりであるので、また相談させていただきたい。その事も想定しながら資料もチェックしていきたい。
(市川健康医療福祉部長)
 
財源の話が総務部長からあったが、2024年まで、2030年までのもう少し詳しい工程表も今後検討していくのか。
(川﨑総合企画部長)
 これとは別に詳細な工程表をつくるというのは想定していない。ただ、これは素案なので、これをいかに充実させ、内容を詳細に記載していくかについて、この中で更に分かりやすく表現していくということは考えていきたい。
(江島副知事)
 
県民に対して分かりやすく説明するという意味で、このポンチ絵を入れていただいているので、是非この取組を他のところに活用できれば、追加いただければと思う。
 
もう1点。事前にうかがった際にも申し上げたが、5ページに、これからの2030年までの計画期間がこのように進むということを示していただいているが、今回、2022年から2024年まで、2027年まで、2030年まで、2030年までと3つの期間がある。多分、ホップ・ステップ・ジャンプというイメージで作られているかと思うが、2024年までにはどこまでやるのか、基盤整備を含め、何ができる状況なのかを把握した上で各部局が作らなければ、よーいドンで各部局が作っているように見えてしまうところがある。2024年までの期間はこういうところまでは仕上げる、次に2027年まではこういう期間なのだという、ポイントポイントの目標を押さえた上で、各部局が考えるということも必要と思うので、これから計画づくりされる時に、各部局の頭合わせをする必要があると思う。
(川﨑総合企画部長)
 1点目のポンチ絵については、また皆さんに御協力いただいて、各分野で充実させたいと思うので、よろしくお願いしたい。
(加藤情報政策課長)
 
2024年度までの工程については、この下に県の実施計画を作る。そこで3年間に向けたKPIなどを設定していただきながら作っていきたい。
(川﨑総合企画部長)
 その先に向けても、どのような形でまとめられるか検討させていただく。
 (中條副知事)
 
各部局に大変御協力をいただき、概要ということでここまでまとめていくことが出来た。まだ完成形ではないが、エックスが見えないというところがあったので、各部局に急遽お願いしてポンチ絵を作っていただいたりしている。まだまだ不十分なところはあると思うが、各部局の皆さんには目指すべき姿なりを明確にしていただくようなことや様々なお願いをしていくことになると思う。短期間での作業もあると思うが、引き続き御協力をいただきたい。御指摘の点については、情報政策課や推進本部の中で検討していきたいので、引き続きよろしくお願いしたい。
(三日月知事)
 
中條副知事がおっしゃったように以前よりだいぶ良くなった。それぞれ忙しい中、各部局が協力して出し合っていただいたことに感謝する。私からは3点。
 
1点目は、それぞれのポンチ絵はまだ各部局で作ったものであるので、県民になっておらず患者さんなど、部局のワードがそのまま残っている。県民にとって何をするための戦略なのか、というのをより分かりやすくしよう。
 
2点目は、特に人材育成、人づくりというのが大事になってくるのではないか。江島副知事の御指摘にからめると、特にこの3年間、そういうタームになるのかと思うと、資料37ページ以降のところが重要になってくるのかもしれない。商工業分野、農業分野、行政分野というのもあるが、次の世代、子ども達や中高生といったところの視点をどのように入れていくのかというところで滋賀らしさを出せれば良いと思う。
 
3点目は、この週末にハンス・ヨナスという哲学者の書を読んでいて、DX戦略について考えていたが、このDXで「できるを増やす」、そして「つながる」「共に創る」、それが「幸せ」につなげていく。最後の基本原則のところにもよく似た事が書いてあるが、例えばこのようなことや、「自由」「平等」「公正」という原則をどのように持てばよいのか。また、その前提として、「生命」「人権」「倫理」というものを持つ必要がある。DXで、そういう視点がややもすると蔑ろになる可能性もあることについて、私たちは原則を今一度、走り出す前に持っておく必要があると思うので、この点は今後色んな方との議論の中で、考えていきたい。
(川﨑総合企画部長)
 原案に向けて今後精査していく中で、今の御指摘の点も含め考えていきたい。

その他

(三日月知事)
 私の立場からも、オリンピック・パラリンピック、警備も含め、様々なアスリートへの支援、広報含め、聖火リレーなど、様々な御協力をいただいた皆さんに感謝申し上げたい。
 この中で得られたものを、しっかりレガシーとして、本県は国スポ・障スポ大会も2025年にあるので、しっかりと生かしていく、磨いていくということに取り組んでいきたいと思うので、よろしくお願いする。
 最後に、御紹介いただいた今年度のイベントなどもみんなで共有して、観光などももっとバリアフリーに楽しむことができるのではないか、目の見えない人が楽しめる美術館にするにはどうすれば良いかなど、琵琶湖博物館も色々と工夫いただいているが、それぞれの分野、部局でまだまだ出来ることがあると思うので、一緒に取り組んでいきたいと思う。

お問い合わせ
滋賀県総合企画部企画調整課
電話番号:077-528-3311
FAX番号:077-528-4830
メールアドレス:[email protected]
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