移住関連施策の連携促進について論議を行った。
(三日月知事)
まず、コロナの状況は、市川健康医療福祉部長がおっしゃったとおりで感染再拡大の兆しがあり、人口10万人あたりの数字を見ていると、大阪府をはじめ、感染拡大の兆候が見える。4波までの教訓を踏まえ、本日、県民のみなさんに注意喚起のメッセージを発信する。特に、東京オリパラ、夏休み、お盆、観光行楽を含め、人の動きが盛んになる時期なので、より一層感染拡大に注意していただくメッセージを発信する。そういう中で、ワクチン接種についても順次進めていただいている。それぞれの部局からエッセンシャルワーカーの名簿を順次出していただき、順次接種を進めているので、私自身、モデルナ製で接種したが、発熱した。知事になって初めて発熱した。そういった副反応がやっぱりあるんだということで、今後、職場内で接種を順次進めていく際の、スケジュールなどで一定御考慮いただきたい。
もう1点は、6月議会。それぞれ、6月補正をはじめ重要議案の議決をいただいた。議決いただいた予算は早期適正執行をいただくということと併せて、次の補正の検討に入っていただきたい。コロナ感染対策はもちろんのこと、長引く感染症下の影響を受けた県民や事業者への支援策、次の予算の補正に向けて検討を行う。この期間は、間にお盆休みがあり日程がタイトなので、各部局ご苦労いただくことになるが、早めに相談いただきたい。
最後1点は、令和4年度の施策構築に向けた議論を始めている。先だって、有識者の方々から様々なお考え等を伺う機会を設けている。先般、村木厚子さんとのセッションをWEBで開催し、いくつか続く幸せを考える際に見落とされがちな視点ということで、7~8点村木さんがお考えになる指摘をいただいた。どれも誰一人取り残さないという視点において非常に重要な視点だと思うので、ぜひ情報共有をしていただいた上で、各部局で、それぞれの施策構築の中に反映していただきたい。年度初めに全ての組織の組織目標にジェンダー平等を入れて、入れただけになっているかもしれないが、あらゆる場面でジェンダー平等の視点を持ち、考えよう、改善しようと言ってきたので、そろそろ具体の施策づくりや今後の行動に反映していこうと思うので、各部局一度ご検討いただきたい。