・県政経営幹事会議にて概ね了解が得られたため、経営会議においては、全案件の説明を省略した。
<質疑・意見等>
なし
<西村総合企画部次長>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
(野﨑土木交通部長)
今朝、企画員から、財務省へのアポイントメントが取れていないと聞いている。財務省への要望は非常に重要で、我々であれば国土交通省への要望を行うが、財務省へもしっかり要望しているということが、国土交通省へのアピールにもつながる。事実確認とどういう状況か教えてもらいたい。
(川尻企画調整課副主幹)
東京本部を通じて財務省へのアポイントメントを試みたが、財務省はとれなかった。
(川﨑総合企画部長)
また、別途フォローできる機会にフォローしていきたい。
(野﨑土木交通部長)
日程を固定して調整してもアポイントメントは取れないと思うが、可能であれば、財務省だけ日をずらしてでもやった方がいいのではないか。
(川﨑総合企画部長)
日程を考慮し、できる機会に要望していきたい。
(三日月知事)
色々と関係者との意見調整をして、明日、明後日と要望に臨むことになる。コロナ禍で上京できずWEBで対応となり、関係者への日程取りに例年よりも苦労をしていただいた。今の野﨑土木交通部長から意見があったように、財務省にも日程を固定せず、しっかりとアポイントメントを入れて、県の要請が伝わるようにしよう。
政務三役への要望は全て知事からと聞いているが、直接同じ空間で話せないので、単なる要望だけではなく、今日的な状況等、資料をきちんとお示しして、できるだけ共感の得られる、要望を聞いて何か一つは改善しないといけないなと、そういう時間になるように各部局において最大限の工夫と努力をするようにしよう。繰り返しになるが、財務省へもきちんと要望できるように努力することとし、よろしくお願いしたい。
<森中総務部長>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
(野﨑土木交通部長)
補足と意見がある。地域公共交通がコロナ禍もあり大変厳しい状況にある中で、こういった税制の議論をいただけるのは大変ありがたい。この中で、導入可能性を検討していく際に留意すべき事項が3点あげられている。
「1都市計画や交通計画の議論と並行した検討」については、今、滋賀交通ビジョンの見直しに向けて作業に取り掛かったところ。来週の庁議にてビジョンの見直しに向けた「目指すべき滋賀の公共交通の姿」について議論いただきたい。この中では、都市計画の基本方針で、拠点連携型都市構想を目指している。当然、こういったことも考え方に盛り込みながら進めている。この議論を踏まえ、年度後半の税制の議論につなげていきたい。
「2県が果たしていくべき役割」については、公共交通において市町が果たすべき役割が非常に大きいと思っている。広域的な視点に立った県の役割と市町への仕組みを考えて、県がどこまでの役割を担って支援していくのか、継続的に検討していかないといけない。
「3課税方式と使途」については、県の役割を一旦決めたとしても、その財源をどこに求めるのか、いきなり税という話にはならないと思う。例えば、バスの運行維持に要する経費には、特別交付税が充当されており、国庫補助金が充当される部分もある。全体的な財源を見たときに色々な財源があって、加えて+αの税制度となるので、この部分については、財政課や総務部と地域公共交通の財源をどう考えていくのか、よく議論していきたい。
(森中総務部長)
次回の経営会議で交通ビジョンの議論いただけるということで、野﨑土木交通部長のおっしゃられたご意見は、その通りだと思うので、総務部としてもしっかりと考えていきたい。具体的に、地域公共交通を維持していくために果たすべき県の役割と市町の役割やその財源を含めて、どういうふうにみんなで負担していくのか、こういったことがトータルで議論できて初めて、税制の議論ができると思うので、しっかりと考えていきたい。
(三日月知事)
1枚目の資料は、趣旨から答申の概要が書いてあって、2枚目の3答申を受けての対応方針として、「地域公共交通を支えるための税制の導入可能性の有無について、滋賀県税制審議会に対して、今年度秋頃を目途に、改めて諮問を行う。」とある。地域公共交通を支えるための税制の導入可能性について検討するのではなく、その有無について検討すると、ここだけ表現が違うのが気になるが、どうか。
(森中総務部長)
3ページ以降の今回答申を受けた対応方針については、「導入可能性を検討すべき」という趣旨の答申だったので、これを受けて、我々として導入可能性について検討した結果、審議会に対して、導入可能性が有るか無いかをさらに詳しく検討してくださいという諮問を行うというプロセスだと考えているので、こういった書き方をしている。もう既に、導入可能性や必要性があるという結論が出ているのであれば、知事のおっしゃるとおりであるが、まずはその部分を丁寧に議論した上で、次のステップに進めればと思う。当然、導入可能性の有無の検討に際しては、資料に記載の3つの論点を中心に議論いただきたいと考えている。
(三日月知事)
少なくとも、いただいた答申と合わせた表現にすることを私は求めたい。導入可能性の検討ということにできないのか。
(森中総務部長)
一度、検討する。
(川﨑総合企画部長)
CO2ネットゼロについて、補足する。この前の本部員会議で大きな方向性についてお示しした。今、計画の改定と条例の改正に向けて、さらに議論の叩き台になるものを用意しているところ。これに併せて、庁内でもCO2ネットゼロ社会づくりに向けて、どういったことができるかを検討する庁内検討チームを立ち上げて、県庁内でも検討を進めていく。もう少し先になると思うが、目標値を定めて、どのような施策を打っていくのかをトータルで考えていくという作業になると思う。その中で、税制優遇というものと、財政支出による施策をどう組み合わせていくのがベストなのか、全体の中で議論しながら、税政の検討も一つの選択肢として考えていきたい。
(三日月知事)
聖火リレーお疲れ様でした。また、植樹祭についても来年滋賀県開催まで、1年を切ったので、しっかり準備していきたい。
出納閉鎖についてもお疲れさまでした。関係部局の御協力にも感謝したい。
新型コロナウイルスの対応は、まだまだ高止まり、そして緩めることのできない状況なので、ワクチン接種の体制づくり、事業者支援の体制づくりのために6月~8月の3か月間を対応強化期間として、BCPをかけて全部局の支援を要請することとするので、ぜひ、各部局、再び昨年度に引き続きの対応となるが、既に対応いただいている部局には重ねての対応になるが、どうぞよろしくお願いしたい。
また、冒頭、協議事項に上げていただいた政府への政策提案・要望については、知事・副知事はそれぞれいるが、各部局長として、担当者として、しっかりとフォローをして、滋賀県の事情、要望、提案等が伝わるように努力することにしよう。特に、上京して対面で要望できない中で難しい対応を迫られると思うが、いろいろな手を駆使して、しっかりと、県の思いが届けられるように、もしくは滋賀県で新たな取組をやっていることを紹介申し上げて、国のさまざまな政策が充実するような形で、しっかりと提案するなど、ぜひ、しっかりと届けたいと思うので、よろしくお願いしたい。