滋賀県庁SDGsアクション(案)について論議を行った。
(知事)
新型コロナウィルス対策について、本日3月10日、国から新たな対策が示される。それを受け、県も機動的に対応したい。議会の最終日までに補正予算を提出することなど、今年度と来年度の予算での対応について見極めをしないといけない。
専門家の見解では、持ちこたえている状況にあるということだが、これ以降広がることもあるということを前提に緊張感を持って対応したい。既に健康医療福祉部を中心に頑張ってくれているが、今こそ県の出番であるという気概を持って取り組む上で、3点述べたい。
1点目、現在の窮状を持ちこたえ、克服する対策を最大限講じていこう。既に大変厳しい状況に置かれている事業者があるのではないかと思う。
2点目は、明るいメッセージを出せるところは出していきたい。近江米が特Aを取ったこと、「麒麟がくる」にちなんだことなど。どんな小さなことでも良いので、明るいメッセージを出すことに努めよう。
3点目は、次への備えをしよう。3月は頑張り時、4月は回復期、5月で全開というイメージを持ち、事業を組み立てていきたい。例えば、外で遊ぶことがいいのであれば、この機会に山に行こう、琵琶湖に行こうというようなメッセージを出すことを考えてはどうか。今休館中の施設についても、どうすれば再開できるのか考えていきたい。びわ湖ホールでは今、頑張ってくれているが、例えば、観客の定員を半分に抑えながら、この機会に音楽を、公演をという考え方もあるのかもしれない。もとより感染拡大防止が大前提ではあるが、延長線上でない取組を滋賀県として考えたい。