内部統制制度における取組の概要について論議を行った。
琵琶湖森林づくり条例の改正および琵琶湖森林づくり基本計画(第2期)の検討状況について論議を行った。
<総合企画部長>
県政経営幹事会議で概ね了解が得られたため、説明を省略するが、この内容でよいか。
<質疑等>
・特になし
<総合企画部長>
では、これで議会へ提出するよう進めていただきたい。
(知事)
・11月7日、国からナショナルサイクルルートとして指定があった。ビワイチ推進室、土木交通部はじめ、みなさんの努力の賜物である。より安全なルートになるように、県民のみなさんと共存共栄できるようなコンテンツになるようにしっかり育てていきたい。
・11月8日には台北旅行博でビワイチをPRすることができた。反応もよかった。SNS上にもかなり出ている。しっかりつなげていきたい。
・「スカーレット」の放映から1か月が過ぎ、観光列車や地元の取組などいろいろな動きがある。次の議会に向けて一定どういう動きがあるかの取りまとめをしてほしい。戦国ワンダーランドキャンペーンの関係では自転車で巡る「戦国ライド」を開催される。
・11月に開催された全国知事会議に出席した。知事会議では、税財政の課題である会計年度任用職員制度の財源確保、ゴルフ場利用税の堅持について申し上げた。後の総理懇で、「何らかの措置が必要だ」という総理の発言があったが、さらに後押しが必要になる。
・国土強靭化3か年対策については、令和3年度以降の対策の必要性について言及した。飯泉会長から「これは必要なことだが、それぞれの自治体で計画が十分に作れていないところもあり、それを進め、年末に向けて目途をつかんだ上で、政府に後押しをすべきではないか」と話しがあった。これに対し、総理からは「国土強靭化はパワーアップさせる。計画づくりを支援する」という話があった。県内の計画づくり等をそろえた上で、国にあげたい。
・また、閣僚懇では近江鉄道を例に地域公共交通への支援の充実をお願いした。国土交通副大臣から、様々な拡充の必要性の言及があった上で、法改正を検討しないといけないと言及があった。もし法改正があれば、近江鉄道の計画と合致する可能性があるので注視が必要である。
・石川県知事より、河川の堆積土砂の除去が治水対策に即効性があり、国の支援の継続を求める意見があった。
・農林水産大臣から、豚コレラの名称変更が「CSF」になると言及があった。
・厚生労働副大臣から、検診受診促進のため「ナッジ理論」を活用した検診受診勧奨を行いたい旨発言があった。
・総理からは、国土強靭化以外に3つ発言があった。一つは、学校のICT環境の整備を進め、ひとりひとりに端末を普及すること、二点目は、企業版ふるさと納税をもっと寄付しやすい制度とすること、三点目は、移住相談が増加しており、その8割が50才代以下で、傾向に変化がみられること。本県においても、確認の上、きめ細かな対応をすすめたい。年末に向け、様々な予算折衝等で動きがあり、機敏に対応したい。
・もう一つ、総理から、自然災害への対応については、今回得られた課題と教訓を踏まえ、さらなる対策を強化すると話があった。これまでの災害の教訓を活かし、防災対策を強化したい。
・全国知事会の「次世代育成支援対策プロジェクトチーム」のリーダーを滋賀県が担うことになった。少子化対策と困難な状況にある子どもの対策の充実を説明した。全国知事会でも了承を得、11月中に、政府に対して要望する。これに伴うリーダー県としての事務が増えることになる。対応をお願いしたい。
・令和2年6月に全国知事会議が滋賀県で開催されることが正式に決定した。次回の知事会議から形式を変え、県内視察、会議、セッションの3部構成になる。セッションのテーマは、本県が担当する「次世代育成」と長野県知事が担当する「環境」、もう一つ、「産業振興」か「防災対策」の3本立てとなる計画で、より発信力のある知事会議になる。その初年度を滋賀県で開催することになる。みなさんのお力添えをお願いしたい。