次期総合戦略の素案について論議を行った。
<総合企画部次長>
・資料に基づき説明
<質疑等>
・特になし
<商工観光労働部長>
・資料に基づき説明
<質疑等>
(農政水産部長)
資料03の26ページの参考資料に滋賀県産業振興ビジョンの位置づけがあり、「中小企業の活性化の推進に関する条例」があるが、地場産の条例が書かれていない。議会に説明する上でもあった方がいいのではないか。
「進取の気概」については、もう一度整理された方がいいと考える。「気性」は全体の性質、「気概」は何かに取り組む時の心構えと考える。
(商工政策課長)
中小企業活性化推進条例は、産業施策全体をプレイヤーである中小企業を切り口に作ったもので、地場産や地酒の条例など個々のテーマの条例はたくさんあるが異なる。ビジョンと中小企業条例はこれまでも車の両輪のように推進していくことで整理しているもの。
「気性」だと気性が荒いなどいいイメージがない、「気概」の方がビジョンにはふさわしいという審議会での意見があった。
(総合企画部長)
滋賀県ではこれまで「進取の気性」を使っていた経過がある。辞書も見たが「気性」は必ずしも気性が荒いだけではなく、大人しい気性と表現することもある。決して悪い意味だけではないと考える。答申があるから難しいかもしれないが。
今回の県民政策コメントは4団体からしか出てこなかったのか。いまからいってもしょうがない面もあるが、議会などに諮っていく際に、もう少し増やす方法はなかったのかということもあると思うが。
(商工観光労働部長)
企業、経済団体、市町に事前に説明をし、意見をいただいた。政策コメント以外でも意見照会をした。知事から会見で県民政策コメントについて言っていただき、努力はしたがこういう結果になった。
(文化スポーツ部長)
資料03の16ページに「実証実験のフィールド滋賀」がある。この考え方はいいが、特区制度の話になった途端に、滋賀県から提案、発信が積極的にできていないように感じる。庁内においても提案していける仕組みを作らないと、なかなか進まないと考える。
(商工観光労働部長)
ハードルが高すぎて提案が上がってこないということか。
(文化スポーツ部長)
まずは、いろいろな意見を受け入れて研究する仕組みになっていないと難しい。
(商工観光労働部長)
提案が出てこないことのないようにしたい。
(知事)
台風の被災地である長野県、宮城県の支援のため職員を派遣しており、先週、報告会があった。今回の台風による被災の状況を本県の防災対策にいかす視点をそれぞれの分野で持ってほしい。様々なことが報道され、報告も受けている。本県ではどうだろうと絶えず確認し、出来ていなかったことを改善し、出来ていることをさらに良くする視点を持ちたい。例えば、福祉避難所はどうなっているのか、土砂災害警戒区域はどうなっていのか、水位計は大丈夫か、など緊張感を持って備えてほしい。