<総合政策部長>
・資料に基づき説明
<質疑等>
・特になし
<総務部長>
・資料に基づき説明
<質疑等>
(辻井理事)
女性活躍を阻む要因は女性のやる気云々ではなく、男女ともに働きがいのある職場になるように、職場環境を整えることが必要である。キャリア形成は男女ともに、全ての職員が対象であるし、若手職員が、キャリアを描くためにも、女性管理職の登用は必要である。
家事・育児については、男性も女性も共に責任を担う存在。性別に関係なく趣旨を徹底していく必要がある。年代別の離職率だが、管理職の手前や管理職登用後に退職する女性職員が何人かいる。色んな理由があると思うが、今まで県として投資してきているので、分析が必要である。
この(経営会議の)男女の構成比だが、もし、ご自分が少数の方である場合を思い描いてほしい。こうならないためにも思うのだが、今の若手は男女比も改善されているし、若いうちから訓練もされている。しかし、これから係長になる中堅の女性職員は、特にマネジメント力の高い上司のところに配属していただく配慮をお願いする。
今更ながら、ワーキンググループについては、もう少し幅広い年代・職階で構成したほうが良かったのかと思うが、今後も男女ともに職員の理解が得られ、働きやすいよう工夫をしてほしい。
(琵琶湖環境部長)
先日の働き方改革のアンケートは入っているのか。回答率はどうか。
(総務部管理監)
別のアンケートである。回答率としては76%である。
(土木交通部長)
資料23数値目標「新丸1 自らの能力を仕事を通じて十分に発揮できていると考える割合」が100%で、「新丸2 将来、現在の担当職務からレベルアップした仕事にチャレンジしたいと考える割合」が95%というの はな ぜか。数値を示さず努力目標とした方がよいのではないか。また、前者について、100%というのは組織としてあり得るのか。
(政策研修センター)
管理職を希望する割合を出すより、個人が十分に能力を発揮して仕事にかかっていく状況を把握するべきと庁内で意見が出たので、この2つを目標値としてあげた。調査をしたところ、既に女性で87.7%、男性で89.8%と高い数字を得ているので、100%を目指したい。丸2については、100%を目指したいが、職員の色々な状況を考慮して95%を設定した。
(由布副知事)
取りまとめに尽力いただき、また意見を反映していただき感謝する。これは、職員に対するものなので、通常の政策パターンとは違うアプローチが必要である。今回、推進会議という次長クラスの会議でやっていたが、工夫が必要だと思う。4年後の計画改定時には検討していただきたい。
ワーキンググループについて、普通はそこで骨子案を作るのだが、個々の職員の意見を聞く場になっていたようである。そこも含めて庁内の検討のあり方は考えて欲しい。
職員アンケートについて、研修センターに来た人に実施しているが、本来は全職員に対するアンケートが必要である。アンケートをすることで、意見を聞いてもらっているという感覚や、計画に参加するという感覚も芽生える。全職員にアンケートを実施して、しっかり結果を分析していただきたい。
今回、育児・家事の数値目標が入った。今後実態調査をして目標値を設定していくということだと思うが、調べ方、調べる範囲、比べる範囲の議論がありうる。たとえば日曜日のキャッチボールと、平日仕事を休んで子どもの面倒を見るのを同じように比べてよいのか。正解がないからこそ、みんながある程度満足できるものを作るためには、政策研修センターだけではなく、庁内に広く参画してもらい数値目標を設定するチームを作ってもよいのではないか。
用語の話だが、家事・育児「参加」「参画」という使い方については気をつけて欲しい。この言葉を使うことにより「家事育児の主体は女性で男性は手伝う立場」のように受け取られることもある。言葉の使い方は十分注意して、内閣府でも用語の使い分けをしたものがあるので調べて、用語の意味を注意書きするなどしっかり明記していただきたい。
所属長の役割は大変重要である。所属長の啓発だけでなく、例えば、研修とかマニュアルなど部下育成の能力向上策を入れられないか。
指標の設定について、「上司が部下を育成していると思うか」「ハラスメントを受けた割合」などを追加できるのであれば入れていただきたい。
辻井理事から言及のあった離職率についても重要であると思う。
(総務部長)
多面的に御示唆いただき感謝する。次の計画改定においては検討体制、現状をしっかり把握する意味で全職員対象としたアンケートを基に進めていきたい。今後の話として、育児家事時間の設定については色々配慮し、研修センターだけでなく検討した上で進めていきたい。「参加」「参画」の使い分けだが、県政経営幹事会議で説明した。国の用例と女性活躍推進法の見直しに当たり、様々な国の資料を見ると「参加」と使われていた。言葉の意味を調べると「参画」は、企画とか事業に初めから関わってするというもの。「参加」は加わるというもの。価値は合わせているが、言葉の変更の経緯も国に確認し整理してお伝えする。
所属長の部下育成について、指標の設定についての指摘に対して、取り込めないか再度調整する。
(知事)
今日頂いたご意見を踏まえた取組内容になるように強くお願いする。ここに書いてあることができるかどうかは、県民の皆様の県への信頼に関わる。また、新卒者等の就職活動において県庁を目指すかどうかに関わってくる。さらに、今いる職員が十分に能力を発揮できるか、高めようとするかに関わってくる。これらが滋賀県の力が今後どうなっていくのかに関わってくるので、書いただけで終わらせないように、3つ申し上げる。
1 組織目標に明確に入れる。4月の組織目標の議論の時にはこのことを明確に議論する。
2 人事評価の項目に反映できるようにする。
3 フォローアップの体制について、アンケートや私のコミットメント含めて、体制を作り今年度中に確認したい。
<総務部長>
・資料に基づき説明
<質疑等>
・特になし