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平成31年2月19日県政経営会議の概要

  1. 開催日時:平成31年2月19日(火曜日)8時30分~9時50分
  2. 開催場所:特別会議室
  3. 出席者:知事・西嶋副知事・由布副知事・総合政策部長・総務部長・県民生活部長・琵琶湖環境部長・健康医療福祉部長・商工観光労働部長・農政水産部長・土木交通部長・会計管理者・企業庁長・病院事業庁長・議会事務局長・教育長・監査委員事務局長・警察本部総合施策官・防災危機管理監・辻井理事
  4. 議事概要:下記のとおり

論議事項

1.滋賀県基本構想実施計画について

  • 滋賀県基本構想実施計画について論議を行った。

協議事項

1.平成31年2月定例会議提出条例案件について

<総務部長、健康医療福祉部長>

  • 資料に基づき説明

<質疑等>

(議会事務局長)

  • 「琵琶湖森林づくり県民税条例」について、幹事会議資料を事務局内で見たが、文章が表現上分かりにくい。資料の2番の概要にある「琵琶湖森林づくり県民税」と「森林環境譲与税」でよく似た用語が使用されているので、聞く議員が整理しやすい形をお願いしたい。第4条の文章のつながりについて、人により取り方が違い、整理するのに時間を要した。

(総務部長)

  • 法規文なので、ご理解いただきたい。

(知事)

  • 法規はそれでいいが、文章が分からないのはどうか。

(琵琶湖環境部長)

  • 書き方が難しく悩んでいた。

(知事)

  • 分かりやすい資料を添付してはどうか。法規の表現はこれだとしても、説明は必要ではないか。

(総務部長)

  • 要は、「森林環境譲与税」以外にということである。

(知事)

  • では、「森林環境譲与税」とは、何か。

(病院事業庁長)

  • それに関連して、法規上は問題ないと思うが、その2つの税金を使って、滋賀県は山の政策をどうしようとしているのか。元々「琵琶湖森林づくり県民税条例」で目指してきたものがある。加えて国の税金も入るので、「この政策に使います」と。そこの説明によるのではないか。

(琵琶湖環境部長)

  • そのことについては、これまで議員さんに具体に説明してきた。文章になると分からなくなるので、図に書こうとしたが、正確でないなど色んな議論があり、経営会議に資料として出せていない。説明しないといけないので、工夫する。

(知事)

  • これについては、一度整理したと思うが。

(琵琶湖環境部長)

  • 一度、整理した。それで分かっていただいた。

(知事)

  • それに文章を合わせれば良いのではないか。

(琵琶湖環境部長)

  • 法律の部分の文章が、分かりにくくなっている部分があるので。

(知事)

  • 改正するなら、法規も修正するように。

(琵琶湖環境部長)

  • 総務部と相談させていただく。絵で示せると一番良いと思うのだが。

(総務部長)

  • もう少し書き分けができるのか、書き分けが難しければ、図で示されるのか、工夫して説明に応えたい。

(総合政策部長)

  • 「琵琶湖森林づくり県民税条例」については、分かりやすくなるように工夫していただく。
  • 2つの条例について2月定例議会に追加提案する。

2.マザーレイク滋賀応援寄附制度の改善について

<総合政策部長>

  • 資料に基づき説明

<質疑等>

(総合政策部長)

  • こういう考え方で、来年度以降の滋賀応援寄附制度を進めていきたいということを協議したい。

(西嶋副知事)

  • 前回の経営会議で色んな意見が出て、コンセンサスに至らなかったことと、具体のメニューが見えなかったので、もう少し議論を深めようとなった。県政経営幹事会議で意見が出て、その時の回答は、皆に了解してもらい終わっているのか。

(企画調整課長)

  • 終わっている。

(西嶋副知事)

  • 既存の寄附についての整理もできたのか。学校への寄附の具体の話もあったが、それらも全部解決したのか。

(企画調整課長)

  • 学校については、教育総務課長より話を聞いたのだが、調整に時間がかかるので、来年度すぐは、難しいとのことである。「うみのこ」で、参加したいと言っていた。

(西嶋副知事)

  • 当面は、特定の学校の従来の寄附については、今回の制度には載らないということか。

(総合政策部長)

  • 色んなパターンがある。学校に対して私的に寄附するものと、県に対して寄附するものがあるので、整理をしたいということなので、教育委員会と詰めていく。

(西嶋副知事)

  • 了解した。

(知事)

  • 資料1の2にある、「国スポ、障スポ、クラウドファンディング、滋賀応援寄附」以外の寄附の実施については、これまで通りということか。「情報発信の問合せは一元化する」と書いてあるので、それ以外は、それぞれで受け付けるという意味か。

(企画調整課長)

  • そうである。国スポとも話をしたが、「別の基金があるので、自分たちで受けたい」ということであった。

(知事)

  • 寄附の実施はこれまで通り、別々に受ける。ただし、情報発信および問合わせは一元化する。かつ、各部局のPRは現行どおり行うということか。

(企画調整課長)

  • そうである。

(西嶋副知事)

  • サイトを見て、国スポに寄附したい人は、「ここへお訪ねください」とリンクがはられているのか。

(企画調整課長)

  • ホームページで、情報として一元化する。インターネットで受け付けて収納する「ふるさとチョイス」という仕組みがある。そこに国スポのメニューも入れる。

(西嶋副知事)

  • 入り口は一つだが、次のリンクがあり、ひと手間かかるが、そちらへいってもらうというイメージで良いのか。

(企画調整課長)

  • 寄附者は、ほとんど手間がかからない。実際に分かれるのは、会計処理の部分である。

(総合政策部長)

  • 寄附を受け付ける時は同じで、そこから県に入る時に分かれるという形である。

(西嶋副知事)

  • 手間は一緒ということか。

(企画調整課長)

  • 手間は一緒である。

(病院事業庁長)

  • 「メニューがどうして決まったか」と聞かれたら、どう答えるのか。各部局が縦割りの中で、この事業をしていて、そこに充当したいから手を挙げたと見えると思う。平成31年度は、新しい基本構想がスタートする。寄附もこの時期にスタートする。その中で、「県民と一緒になってやりたい最重点の事業の寄附を募集しています。」と言うのであれば、そうかなと納得する。元々が、幅広く寄附を受けようという趣旨での改正なので、それほど考えなくていいというのであれば、それでもいいが。メニューは、一定9から12で固定化される。使途を決めないというのもあるが、今回の皆の集約した意見としてみると、そこの説明がなされてないようで気になった。

(総合政策部長)

  • 各部局で、寄附をいただいて取組をしていくには、どの事業がいいのかを出していただいた。病院事業庁長が言われるように、県全体の基本構想の方向とどう絡んでいるのかについて、考える。

(知事)

  • いつ頃決めるのか。

(企画調整課長)

  • 条例改正のタイミングまでにはできればよいが。3月8日の常任委員会で説明するので、そのタイミングで決まっていればベストだと思っている。4月の条例施行の段階で決めるということも論理的にありえる。

(知事)

  • 基本的に各部局が出してきた、例えのイメージは漠然と分かった。ここに、総合政策の味がどう加わったのかは、必要だと思うがどうか。

(総合政策部長)

  • そこは、各部局と調整をさせていただく。具体を入れて表現の仕方、どの事業かなど、今後も、皆さんと調整しながら進めてまいりたい。基本は、この方向で進めさせていただく。

3.「広域連携推進の指針」の改定について

<総合政策部長>

  • 資料に基づき説明

 <質疑等>

(西嶋副知事)

  • 岐阜県、三重県、愛知県の3県の担当レベルでは、どのような興味深い意見があったか。

(総合政策部長)

  • 連携の話をするのであれば、具体的なテーマがあればしていきたい。なんとなく集まっているのではなく、具体的なもの。特に三重県、岐阜県は、まんなか共和国がある。まんなか共和国については、休止だと思っている。連携のいいものがあれば、再開したいと思っている。お互いがしていければよい。滋賀県と三重県、滋賀県と岐阜県の2県の連携のテーマがあればしていきたいと聞いている。「ドクターヘリ」、「山の健康」などについては具体に話が出ている。全てが簡単にいかないが、話が出てきたので取組ができるように連携をしていきたい。

 (知事)

  • 4日の推進会議、15日の幹事会議では、どんな意見が出たか。

(総合政策部長)

  • 4日の推進会議では、具体の内容について少し意見をいただいた。一番出ていた意見は、連携のプラットホームが中部圏とまんなか共和国しか書かれていないが、中部圏、北陸圏を意識するなら、岐阜県、三重県、福井県の具体例を書いた方がより分かりやすい、具体性も出てくるのではないかということであった。

(土木交通部長)

  • まんなか4県で、土木の若い職員で人事交流をしていた。個人的には良いと思っていた。いつの間にかなくなっていたので、大きな視点で人の交流も含めて検討いただきたい。滋賀県の中だけでいるのと、外をみるのでは違うので。

 (総合政策部長)

  • 総務部と協議していく。福井県や岐阜県、三重県に対して滋賀県から提案していく。キャッチボールができていないので、お互いにやり取りしていく。

 (知事)

  • 色々意見はあるだろうが、現時点では、広域連携は、県にとって重要だと思うので、その中でどうアライアンス組んで、どう滋賀県として、県民益を高めていくのかという視点で戦略的に臨んでいくことが必要だと思っている。関わること自体が面倒、あちこちと繋がるのが大変だということよりも、むしろ、繋がって利益を出していくという視点で取り組みたいと思う。機能を果たしていないものは見直していけば良いが、今繋がっているものは、より上手く活かす形で繋がっていきたいと思うので、そういう視点でこの指針を活かして欲しい。

4.「滋賀県行政経営方針」実施計画(案)等について

<総務部長>

  • 資料に基づき説明

 <質疑等>

(病院事業庁長)

  • 健康経営計画の表の一番右端に担当部課とあるが、取組部局としては、全部局になり、取りまとめているだけである。ここにこう書くと、「管理されている」、「やらされている」と感じるところがあり、違うのでないかといつも思っていた。この形で出るのがいいのか考えていただきたい。

(総務部長)

  • 担当となると、全部局になる。とりまとめになる。

(病院事業庁長)

  • まだ、訂正できるのかということもあるが。

(総務部長)

  • どう示すのか、表記は検討したい。

 (知事)

  • これから議会の意見を聞いて、取りまとめとなるので、もう一回議論しよう。大きな項目はこれで良いが、3点ある。1点目は、印鑑決裁をなくす方向で議論する。2点目は、再来年度の予算については、紙資料を大きく削減すると言っている。紙の削減とICT、デジタル、データを更に活用する。大きく施行しないと次の4年間で更に時代遅れになる。3点目は、禁煙。喫煙者10%未満とあるが、具体の取組が必要ではないか。県庁内は全面禁煙で良いのではないか。最終決定までに、方向性を出そう。

その他

1.「滋賀県議会業務継続計画」の改定について

  • .「滋賀県議会業務継続計画」の改定について、情報共有を行った。

議題外

(県民生活部長)

  • 基幹統計調査の不適切な調査について
  • 基幹統計調査の点検の結果、家計調査の調査員による家計簿の不正な記入と、毎月勤労統計調査の公表期日の遅延が分かった。
  • 政策立案の基礎となる統計の信頼、県民の皆様の県政に対する信頼を損なう行為であり、深くお詫びするとともに、原因究明と再発防止の対策を徹底したい。
  • 統計課以外で実施した統計調査も含めて全体を点検中であり、関係所属には引き続きご協力をお願いする。

(知事)

  • 引き続き調査に協力するように。同時に、統計調査に対する認識を改めて高めよう。従来、県庁組織、行政組織の統計に対する認識が甘かった、弱かったように思う。この点を改めて、もう一回見直し、高めていこう。
お問い合わせ
滋賀県総合企画部企画調整課
電話番号:077-528-3311
FAX番号:077-528-4830
メールアドレス:[email protected]
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