選挙対応、地震への対応、その他業務について、私が不在の間に対応頂き感謝している。
今回多くの県民からご支持いただいたとすれば、皆さんと進めた県政への評価と思う。各職員の皆様にもお伝えいただきたい。
その上で、2点お伝えしたい。
1. 滋賀県は水の国であり、瑞穂の国であると改めて感じた。水が豊かで、その恵みを受ける所が各地にある。ただ、4年前に比べて荒地、空き家が増えているのではないか。山間部が獣害などで荒れているのではないかと感じた。これらに対する対策の必要性も感じた。一方、防犯や防災の取組については、評価いただいたので、そこは引き続き頑張りたい。
2. 人、社会、自然の3つの健康について、私が熱く言えば言うほど、県民の皆様は、私たちが同じ土台に立っているのかと不安に思っている方がいるのではないか。例えば、障害のある方や病気を抱えておられる方々、過疎化に悩まされている方々などは、「スポーツもしたいが、介護もあり、子どもは引きこもりで、自分はそんなことはできない」とか「山に力を入れてくれるのはいいが、過疎化の中で本当に大丈夫か」など。
人の健康、その土台にある地域で支え合う社会の健康、さらにその土台にある自然の健康を保ち、整え、高めていくことで、次の世代に向けて、滋賀をよりよい状態にしていくこと、いま生きている私たちの豊かさや幸せを高めていくことに心血を注ぎ、一緒に取り組んでいきたい。
人の健康では、健康格差という言葉で、現状がどうかという点検を始めている。一人が100歩よりも100人で一歩を進めるような県政運営を行いたい。
自然の健康では、源流である山に、改めて力を入れると強く訴えてきた。多くは、来年度に向けた施策構築ということになるが、できれば、今年度の早い段階で、施策を、必要があれば条例案を、また補正予算を議会にお諮りしたい。早速動いていることが分かるようにしたい。
最後になるが、私自身も健康で元気な知事として、動きたいし発信していきたい。また二期目、ややもすれば奢りが出るかもしれない。より謙虚な知事でありたい。みなさん、努めて、悪い情報を頂きたい、また「こう見えている」という指摘をして頂きたい。
<総務部長説明>
<質疑等>
<健康医療福祉部長説明>
<質疑等>
<土木交通部次長説明>
<質疑等>
<警察本部長説明>
<質疑等>
(知事)
(健康医療福祉部長)
TPP11および日EU・EPAについて情報共有を行った。