文字サイズ

県民の声ひろば(琵琶湖大橋の通行料について)

Q.湖西道路の通行料が無料になって約20年になりますが、琵琶湖大橋の通行料は、有料のままです。

そろそろ通行料を無料にしても良い時期ではないでしょうか。建設にかかった費用も回収できたのではないでしょうか。琵琶湖大橋の通行料を無料にして下さい。(令和6年9月受付)

A. 滋賀県道路公社が管理する「琵琶湖大橋」は、均衡のとれた発展と琵琶湖の観光開発を図るため、有料道路事業制度を活用し建設され、昭和39年に片側1車線で開通し、その後、交通量の増加に対応するため拡幅工事を行い、平成6年に橋梁の4車線化が完了しました。現在は、橋の維持管理や耐震対策事業、琵琶湖大橋取付道(国道477号)の4車線拡幅事業等を行っています。

これらの費用は、通行される方から徴収した通行料金を充てています。現時点では、建設費用を償還できる令和16年10月に無料化となる計画となっており、仮に、それまでに通行料金を無料化した場合、不足する費用を税金で賄うこととなります。

その場合、他の県道の建設や維持管理にかかる費用を圧縮することにもなりかねないため、建設費用を償還するまでは無料化を行うことが難しい状況にあります。ご利用の皆様には、ご負担をいただいていますが、ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。今後とも引き続き滋賀県道路公社において琵琶湖大橋の適正な管理に努めてまいります。

回答日:令和6年10月4日

回答担当課:道路整備課