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県民の声ひろば(ビワイチ)

Q. 湖北地域の国道8号や湖岸道路にビワイチをする自転車が走っていますが、元々道路の幅が狭いため渋滞の発生やそれに伴う車の危険な追い越し等によって大変危険な状態です。ビワイチを止めてほしい。(令和3年7月受付)

A. 自転車で琵琶湖を一周する「ビワイチ」を楽しむ方は、年々増加の一途を辿り、平成30年には10万人を超えるなど、多くの方に体験していただいております。

 一般に、自転車交通量が多い道路のうち、車道混在型区間においては、青い矢羽根(自転車の通行領域と方向を明示するもの)の路面表示により、自転車が安全に走行できるよう配慮しています。「ビワイチ」区間については、県独自の取組として、ルート案内と自転車の通行帯を示す青線を、さらに追加表示することにより、自転車利用者には走行領域をよりわかりやすく示し、自動車ドライバーには自転車への一層の安全配慮を促しています。

 しかしながら、「ビワイチ」の車道混在型区間においては、ご指摘のように、道路幅が狭く、自動車交通量の多い道路も存在することから、こういった区間では、自転車と自動車とが互いにより安全に走行できるよう、例えば湖岸道路では、道路にある植栽帯を撤去して車道幅を広げ、自転車専用通行帯を整備するなどしています。

 県といたしましては、今後とも国や沿線各市、警察等と協力し、誰もが安全・安心に「ビワイチ」を楽しんでいただけるよう、環境整備に取り組んでまいります。

 その他の「ビワイチ」環境整備の取組については、滋賀県HPでもお知らせしておりますので、よろしければ下記よりご確認ください。

ビワイチ整備の基礎知識 ~自転車通行空間の整備~

回答日:令和3年8月17日

回答担当課:観光振興局