平成28 年度は、基本構想のエンジンとなる「人口減少を見据えた豊かな滋賀づくり総合戦略」の19 のプロジェクトを展開することにより、基本構想に掲げる重点施策を推進していく重要な年です。このため、政策立案機能や庁内横つなぎの総合行政の機能のさらなる強化を図るとともに、対話と共感、協働のもと、先駆的・重点的な施策の取組を推進するため、組織を整備します。
これまでの数次にわたる行政改革の取組により、知事部局の職員定数は、ピークであった平成9年度の3,767 人から平成27 年度には3,051 人と、716 人(約20%)の減となっており、平成27 年度の一般行政部門の職員数は、全国で4番目に少ない状況となっています。
なお、平成27 年度からは、行政経営方針に基づき、事務事業の見直しや業務の効率化を徹底しながら、業務とのバランスを考慮した適正な定員管理を行っているところです。
平成28 年度の人事異動にあたっては、公平、公正かつ適材適所の人事配置はもとより、「人こそが最大の経営資源である」との認識のもと、チャレンジ精神を持ち、創意工夫を発揮しながら基本構想に掲げた「新しい豊かさ」の具現化に向けて、県民とともに果敢に取り組む人材の登用と育成に努めます。
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