新規採用時には、事務系は、原則として本庁と地方機関に約半数ずつ配属され、おおむね3年後には、違った分野の仕事や他の勤務地に異動します。技術系は、現場に近い地方機関に配属されることが多くなっています。
本人の希望を参考に、4〜5年のサイクルで適材適所の異動を実施しています。福祉などの部門では、専門職員を育成する必要から、本人の希望も考慮し、比較的長期間の勤務になることもあります。
昇任は勤務実績などを考慮し、学歴、性別に関係なく能力主義により行われます。知事部局での基本的な職制ラインは、次のとおりです。
主事、技師 → 主任主事、主任技師 → 主査 → 係長 → 主幹 → 課長補佐 → 参事 → 課長 → 次長 → 部長
採用試験の種類 | 採用時 |
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上級(大学卒業程度) | 206,076円 |
初級/小・中学校事務職員(高校卒業程度) | 170,816円 |
※ 地域手当を含む。
なお、この給料の額はそれぞれ相当学歴の新規学卒者を例にとったもので、卒業後に職歴がある場合や短期大学・大学院などを卒業されている場合には、下記の例のように一定の基準に基づいてこの額に加算されます。
(例)
大学院修士課程の修了者の場合 採用時219,514円
短大卒で高校卒業程度採用試験に合格した場合 採用時182,535円
※ 地域手当を含む。
●扶養手当
配偶者6,500円、子9,900円、父母等6,500円
扶養親族たる子のうち満16歳の年度初めから満22歳の年度までの子各5,000円加算
●住居手当
借家・借間居住者
月額13,000円を超える家賃を支払っている職員に対して、100円〜30,000円
●通勤手当
交通機関等利用者
1ヶ月の運賃等相当額を支給(6ヶ月の定期券の額で支給)
※「6か月の定期券の額」は分割定期券による額となる場合があります。
交通用具使用者 |
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●自動車・バイク等の別、通勤距離に応じて2,500円〜32,800円 |
●自動車駐車場利用の場合、当該利用料金の2分の1の額(上限3,500円) |
●自転車・バイク駐輪場利用の場合、当該利用料金の2分の1の額(上限1,500円) |
昇給は原則として毎年1回です。
原則として月曜日から金曜日までの午前8時30分から午後5時15分までです(完全週休2日制、週38時間45分勤務)。休憩時間は、正午から午後1時までの1時間です。ただし、職場や仕事の内容によって異なる場合があります。
年次有給休暇(1年につき20日。ただし、4月1日採用者は最初の年は15日)や特別休暇(病気・忌引・夏季・結婚・産前産後・育児時間・ボランティア・配偶者出産休暇・男性職員育児休暇等)、介護休暇、育児休業等の制度があります。
※滋賀県庁には仕事と育児の両立をサポートする様々な制度があります。 詳しくは下のリンクをご覧ください。
※滋賀県庁では、職員が健康でいきいきとやりがいをもって働くことができる職場の環境づくりに取り組んでいます。
ここでは、滋賀県庁の働き方改革に関する先輩職員の声をご紹介します。