広報誌「滋賀プラスワン」2017年7・8月号掲載
堀田 真由(ほった まゆ) さん
滋賀県出身。WOWOW「テミスの求刑」にてデビュー。主な出演作品に、「相棒」「家売るオンナ」最終回、映画「超高速!参勤交代 リターンズ」などがある。10月2日より放送予定のNHK連続テレビ小説「わろてんか」ではヒロインの妹役 藤岡りんを演じる。
10月から始まるNHK連続テレビ小説『わろてんか』にヒロインの妹役として出演する堀田真由さんは滋賀県出身の19歳。地元が大好きという堀田さんに滋賀の魅力、そして女優にかける思いを語っていただきました。
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女優として活動するため東京で暮らすようになった今も、私は地元の滋賀が大好き。滋賀の方言が好きで、東京でもふだんは滋賀の方言のまま。「言葉がすごくやわらかいね」とよく言われるんですよ。
毎年必ず見に行った曳山祭りや花火大会には思い出がいっぱいあります。東京でも花火を見ますが、暗い夜空を背景に琵琶湖に映える地元の花火が私にとってはやっぱり一番。
昨年は醒井に梅花藻の花を見に行きましたし、先日は友だちと一緒にパワースポットといわれる高島の白鬚神社に初めて行きました。こんな風に実家に帰って滋賀の自然に触れ、大好きな家族や地元の友だちに会って充電しています。そして、東京駅に着くと「よし、がんばろう!」という気持ちになります。
祖母に連れられて見た宝塚歌劇に憧れて6歳からクラシックバレエを習い始め、上京するまで教室に通いました。今思うと、その頃から舞台に立つ仕事がしたかったんですね。
女優になるきっかけは映画『ソロモンの偽証』のオーディション。最終選考で落ちたのですが「同世代のみんなが輝いているところへ絶対に帰ってくる」という思いで芸能事務所のオーディションに再挑戦しました。その時は「事務所に入りたい」ではなく「入ります」と書いた紙を自分の部屋に貼っていたんですよ。大きな夢や目標を持ち、自分に対して言い切ることが大切だと感じています。
今の私の目標は、滋賀を舞台にした作品に出演すること、そしていつか海外の映画祭のレッドカーペットを歩くことです。
『わろてんか』ではヒロインの妹役、お姉ちゃんが大好きな女の子を演じます。どのような展開になるのか、私自身とても楽しみです。ぜひ見てください!
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