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学校目標

滋賀県立看護専門学校 令和6年度 学校目標

■ 社会・医療の現状に応じて教育の充実を図り、地域の医療に貢献できる看護師を養成します。

 

<設定理由>

高度な急性期医療から在宅医療まで幅広く対応でき、かつ状況判断できる看護師が求められています。その期待に応えるために、看護師養成施設においては、「学生が自ら考え、主体的に学ぶ力」を培い、対象や状況に応じた看護実践ができる「臨床判断能力」の基礎を育成する教育が必要と考えます。

 

<目標項目>

1.看護実践能力の育成(主体的学習能力を育てる)

臨床判断するための基礎的能力を育成するために、学生の主体的な学習能力の育成に主眼を置いた振り返りの学習を計画的に取り入れ、臨地と協力して学生が自ら看護実践力を高められるよう支援します。

<実施方策>

  • 学生自身が主体となって学習できる教育方法・評価を1年次から計画的に取り入れ、学生が自ら課題を見出すための振り返りの機会を持ち、次へ生かす知識・判断力・実践力を身につけられるよう支援します。
  • 教育の質を高めるために、学生が主体的に学習できる教育のための教員研修や臨地実習指導員と教育方法を共有するための研修会や討議の実施、また新任教員等が自ら目標を持ち教員としての資質を高められるよう支援します。

 

2.看護師国家試験の合格率の維持・向上

講義・演習・臨地実習の学びを意識的に国試対策につなげながら、主体的に学習に取り組めるよう、学生の学習意欲を高めるような学習方法を取り入れ、かつ効果的な自己学習への支援を行い、国家試験受験者全員の合格をめざします。

<実施方策>

  • 3年間を通して段階的な学習課題。学習目標を掲げ、計画的、効果的に国家試験に向けた学習を行います。
  • 講義・演習・臨地実習と国家試験を関連づけて教授することで、学生の理解を支援します。
  • 学生と協働して、国家試験に対する学習意欲が高まるような学習会などをおこない、互いに学び合える学習環境をつくります。
  • 一人一人の学生の学習レベルに合わせた個別の支援をします。

■目標値:合格率100%

 

3.学習環境の充実

 学生の学習環境の充実に取り組み、かつ、学生自らがこころと体の健康管理ができるよう支援します。

<実施方策>

  • こころと体の結びつきを理解し、学生自身が健康管理行動をとれるよう、必要な知識を提供し、自ら相談できるよう相談窓口を明確にし、学生の意識向上に努めます。
  • 学内のICT設備を効果的・効率的に活用できるよう学習環境を整え、有効に活用します。

 

4.地域医療に貢献できる学生の確保と、県内就職支援・定着促進

地域医療や社会要請に応えられる看護師を養成するために、地域と協力して学生の確保に努めます。

また、学生個々に応じた県内の就職支援に努めます。さらに卒業生の相談に応じることで、働き続けられるよう支援をおこないます。

 

<実施方策>

  • 学年に応じた進路ガイダンスを実施し、学生個々の就職を支援します。
  • 学生との協働によりオープンキャンパスの充実を図り、参加者に本校の良さをアピールします。
  • 高校訪問、進路ガイダンスへの参加やホームページの充実などに計画的に取り組み、地域の病院等と協働して本校の受験生が増えるようPRします。
  • 就職施設との連携を図りホームカミングディなどを企画し、離職防止を支援します。

■目標値:受験者数の増加 出願者数100人

 

お問い合わせ
滋賀県庁 看護専門学校
電話番号:0749-63-4646
FAX番号:0749-64-0017
メールアドレス:[email protected]