琵琶湖漁業では、現役漁業者の6割が65歳以上になり、高齢化による漁業者の減少は避けられない現状にあります。また、漁業生産力や収益性の低下が進行しています。
県では、そういう中でも、琵琶湖漁業が継承されていくために、目指す2030年の姿として「少数でも精鋭の”儲かる漁業”」を掲げ、各種施策に取り組んでいます。
水産試験場では、これらの取組を技術的に推進するため、「水産技術相談窓口」を開設し、漁業者の皆さまの様々なアイデアや工夫の取組を技術的な面から応援します。
お気軽に、お問い合わせください。
(1)漁労の省力化・効率化
◆現在琵琶湖漁業で営まれている漁業をもっと効率的に操業するためのアイデアがある。(既存漁法の効率化)
◆これまで無かった漁法の開発、または、海では使われているものの琵琶湖漁業では使われてこなかった漁法を導入して漁業を営みたい。(新規漁法の開発・導入)
◆漁労の省力化・効率化のために活用するため、~~~のようなデータが欲しい。~~~のようなことを調査して欲しい。
(2)漁獲物の品質向上
◆操業の工夫により、漁獲物の鮮度を高める取組をしたい。
◆品質管理をレベルアップさせて、流通における信頼を高める取組をしたい。
※新たな漁法等により漁業を営むためには、漁業許可制度の面からの検討・調整が必要です。ご相談いただいたアイデアを実現できるかどうかを含めて、一緒に考えていきましょう。