~官民一体でのベトナム人財育成プログラム充実やキャリア形成支援、滋賀ブランド向上へ~
滋賀県(知事:三日月大造)は令和6年7月9日(火)、高度外国人財の獲得・定着に向け、株式会社イトーキ(本社:東京都中央区、社長:湊 宏司)と産業ひとづくり推進における相互連携に関する覚書を締結しました。ベトナム・ハノイ工科大学と産学官連携を進めることにより、同大学生の人財育成プログラム充実およびキャリア形成への寄与、滋賀ブランドの向上、将来的な高度外国人財の獲得・定着を目指してまいります。
・実施期間および人数
令和6年7月15日(月)から8月16日(金)までの期間で10名を受け入れ
日本の“はたらく”と“くらす”を体験するため、イトーキ本社(東京都)や関西工場(滋賀県)等での実習、生活・文化体験等を実施します。
同期間のうち4日間(7月20日(土)から7月23日(火)まで)について、滋賀県が「滋賀の暮らしや文化の理解増進」「滋賀の環境行政や環境関連ビジネスの理解増進」の2つを柱にしたコンテンツを提供します。
・外国人財受入に際する企業側の制度やサポート等の取組事例の県内企業への発信・共有
世界レベルでの人財獲得競争が厳しくなる中で、就職や生活の地として「選ばれる滋賀」の実現に向け、株式会社イトーキ様と連携した取組を進められることを大変うれしく思います。本覚書の締結を機に、県内企業とも連携を図りながら、インターンシッププログラムの相互連携をはじめ、高度外国人財の獲得・定着に向けた滋賀県の魅力発信の取組を、Win-Winで進めてまいりたいと考えております。
滋賀県近江八幡市には当社最大の生産拠点であるチェア・キャビネット工場があり、我々にとっては半世紀以上前から深いつながりのある特別な地です。今回滋賀県様と素晴らしい連携が実現しましたことを光栄に思います。官民一体となり、日本での就業を検討している優秀な外国人財の方々に対して、滋賀県やそこで働くこと、暮らすことの魅力、日本のモノづくりの魅力を伝えていくことで、キャリアの選択肢の幅を広げるきっかけにしていただくとともに、将来的な高度外国人財の獲得・定着による滋賀県や当社の競争力強化を目指してまいります。