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耕作放棄地の解消対策

耕作放棄地の現状

県内の耕作放棄地面積は2,276ha(2015年現在)に上り、1990年時(1,297ha)に比べて1.8倍近くに達している反面、経営耕地面積(注1)は、34,413haと25年前より約35%減少しています。また、耕作放棄率(注2)は6.2%と全国平均(12.1%)よりは低いものの年々増加傾向にあります。

耕作放棄地面積

(注1) 経営耕地とは農家が経営している耕地をいい、自家で所有し耕作している耕地(自作地)と他から借りて耕作している耕地(借入耕地)の合算値です。
(注2) 耕作放棄率 = 耕作放棄地面積/(経営耕地面積+耕作放棄地面積)×100
(出典)農業センサス1990-2015

耕作放棄地が与える影響

耕作放棄地は、病害虫・鳥獣被害の発生、雑草の繁茂、用排水施設の管理への支障、土砂・ゴミの無断投棄など周りの環境に様々な悪影響を与える恐れがあります。また、地域で中心となって農業を担う経営者への農地集積の阻害要因ともなっています。

一度耕作をやめてしまった農地を再び耕作可能な状態に戻すには、時間と多大な人手が必要となります。

耕作放棄地の発生防止と再生利用について

耕作放棄地の発生の原因は様々ですが、既に耕作放棄地となっている農地を再生利用するとともに、新たな耕作放棄地の発生を防ぐことが必要です。
国が示す「食料・農業・農村基本計画」において、食料安定供給に必要な農地確保のため、荒廃した耕作放棄地の解消を図ることが盛り込まれています。

取組事例

お問い合わせ
滋賀県農政水産部農政課
電話番号:077-528-3815
FAX番号:077-528-4880
メールアドレス:[email protected]
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