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近江米新品種「滋賀83号」の生産者を募集します!

※令和5年産米の募集は現在締め切っております。

1.育成の経過

滋賀県農業技術振興センターにおいて、気候変動や需要の変化に対応するため、良食味かつ高温登熟性に優れた中生の新品種「滋賀83号」が育成されました。

2.「滋賀83号」の特徴

  • 来歴:「にこまる」×「滋賀69号」
  • 食味:「コシヒカリ」と同等以上。
  • 特徴:収量や玄米外観品質、耐倒伏性および高温登熟性にも優れ、台風や高温条件下で安定した生産が可能です。

3.推進プロジェクトの実施

  • 「みどりの食料システム戦略」および「滋賀県環境こだわり農業推進基本計画」に基づき、オーガニック米をはじめとする環境こだわり米を進めるため、生産者や関係団体、指導機関等が一体となって取組を実践します。
  • 消費者や実需者等から「コシヒカリ」を超える高い評価を得られるよう、近江米の主力品種として育てていくことを目的に『近江米新品種「滋賀83号」推進プロジェクト』を実施します。

4.特色ある栽培

  • 栽培方法については、「環境こだわり農業」栽培基準よりさらに化学肥料・化学合成農薬を削減する栽培を行うことで、特色ある近江米と本県農業者がオーガニック農業に取り組むきっかけとなる品種として位置付けます。
  • 「化学肥料や殺虫・殺菌剤(化学合成農薬)を使用しない栽培」または「オーガニック栽培」(有機JAS認証を受けたもの)の条件で栽培し、「滋賀県環境こだわり農産物」の認証を受けるものとします。
  • 詳細は、実施要領の別記1をご確認ください。

5.生産者の募集

「滋賀83号」の栽培を希望する生産者は、実施要領で定める栽培方法や生産者の要件等をご確認の上、栽培申込書(実施要領の別紙様式2)を、出荷を予定する集荷業者にご提出ください。

  • 申し込みを希望する生産者は、実施要領別記2の「生産者の要件」をすべて満たす必要があります。
  • 「滋賀83号」は、いもち病に強い品種ではありません。本病の常発地での作付けは避けてください。
  • 申込書は最寄りのJAまたは集荷商業組合に、指定された期日までにご提出ください。また、申込者が多数の場合、実施要領に基づき、生産者等の調整を実施しますので、御承知ください。
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