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大津・南部地域普及活動実績集(令和3年度)

はじめに

令和3年4月1日、「持続的で生産性の高い滋賀の農業推進条例」(しがの農業 みらい条例)が施行され、滋賀県農業の健全な発展のため、全ての農業者が意欲と誇りを持って農業を営むことができる環境づくりに向かって進んでいくことが定められました。

近年、農業就業人口の大幅な減少、米価の低迷、気候変動・災害の発生など、農業・農村をとりまく状況は大きく変化しており、今、農業現場では「大きな変革」が求められています。このような中、進歩が目覚ましい ICT 等やスマート農機を農業経営に導入し、省力化や高品質生産の実現にチャレンジする担い手も出てきました。

これらの状況を踏まえ、当課では「滋賀県協同農業普及事業の実施に関する方針」のもと、今年度、新たな「大津・南部普及指導基本計画」を策定し、今後5年間の地域農業の目指すべき姿と活動方針を明らかにするとともに、(1)「担い手の育成と経営の強化」、(2)「産地の育成と販売力の強化」、(3)「持続可能で魅力ある農業・農村の振興」を3つの柱に、普及指導活動に取り組んできました。

具体的には、ICT 等を活用した栽培技術支援から、新規就農者支援、担い手への経営力強化支援、産地づくり支援、集落での話し合いの促進などに取り組みました。「コロナ禍」で、リモートの活用やソーシャルディスタンスに配慮した会議開催等の工夫を取り入れた一方、集落や生産組合等での話し合いが予定どおりできないこともありました。

この実績集は、活動途中のものも多くありますが、当課の1年間の普及指導活動の成果をまとめたものです。これら活動は、農業者や関係機関の方々との連携、信頼関係がなくては成し得ないものです。関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。

今後も、都市近郊である大津・南部地域の特性を活かし、時代の要請と地域の ニーズに対応した普及指導活動を進めてまいりますので、御理解と御協力をいただきますようお願い申し上げます。

 

令和4年(2022年)3月

滋賀県大津・南部農業農村振興事務所

次長(兼農産普及課長) 森 真里

【目次】

普及活動成果事例

1.担い手の育成と経営力の強化

(1)競争力のある担い手の育成

1 生育診断に基づいた栽培管理と高温対策によるトマトの収量向上

2 複合経営の実現による経営の確立

3 施設野菜産地の活性化に向けた2つの提案

4 こまつな土壌病害回避へ向けた取組支援

5 草津市たまねぎ生産における育苗・生産技術向上

6 常時雇用の促進および法人化の推進による営農継続性の強化

7 産地活性化に向けたシュンギクの新たな出荷方法の提案と導入支援

8 飼料用米専用品種(北陸 193 号)導入と施肥改善による単収向上

9 6次産業化実践のための体制整備と新商品の開発

(2)土地利用型水田作経営の強化

1 より効率的な営農体制を目指して

(3)新規就農者の確保・育成

1 新規就農者に向けた支援

2.産地の育成と販売力の強化

(1)競争力を持つ稲・麦・大豆の産地育成

1 大区画ほ場における法人の経営安定化

(2)多様な園芸産地の育成

1 安定的・計画的なイチゴ共同販売の実現

2 イチジク出荷量の向上と新規栽培者支援

3 産地計画に基づいたナシ新品種・新技術導入支援

4 メロンの栽培環境の見える化による栽培技術の向上

3.持続可能で魅力のある農業・農村の振興

(1)担い手を支える集落の仕組みづくり

1 「人・農地プラン」の推進を目的とした集落の現状把握と話し合いの推進

(2)地域資源を生かした魅力ある農村の創出

1 リンドウ栽培の定着で中山間地域を活性化する

トピックス

1 小麦新品種「びわほなみ」の登場!

2 特定外来生物「オオバナミズキンバイ」の対策について

3 スクミリンゴガイの対策について

4 実需者・JA と連携した加工原料出荷の取組

5 栗東市チャレンジ農業塾の運営を支援!

6 高病原性鳥インフルエンザ等の発生を見据えた防疫対応マニュアルの整備

7 管内青年農業者クラブの活動支援

その他

1 表彰事業受賞者の紹介

2 発信情報等

お問い合わせ
滋賀県大津・南部農業農村振興事務所農産普及課
電話番号:077-567-5412
FAX番号:077-562-8144
メールアドレス:ga35@pref.shiga.lg.jp
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