【豚熱】
豚熱は、豚熱ウイルスが豚やイノシシに感染する伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴です。
国内では、本州および四国において野生イノシシでの感染が拡大し、養豚場等での発生も続いています。
【アフリカ豚熱】
アフリカ豚熱は、アフリカ豚熱ウイルスが豚やイノシシに感染する伝染病で、発熱や全身の出血性病変を特徴とした致死率の高い伝染病です。
豚熱に比べて病原性が強く、有効なワクチンや治療法はありません。
現在、国内では発生していませんが、海外では感染が拡大しているため、国内での発生予防対策が重要です。
※豚熱、アフリカ豚熱は人には感染しません。
ウイルスに感染した野生イノシシは、唾液や糞尿中にウイルスを排出するため、山林などの環境中にはウイルスが存在する可能性があります。
人や車、物によるウイルスの持ち運びによる感染拡大を防ぐため、山林に立ち入られる際は下記の対策にご協力をお願いします。
・土や泥にウイルスが含まれることがあるため、靴底等を水洗する・拭き取るなど、可能な限り、土や泥を落とすようお願いします。
・また、山林に立ち入った際の衣服や持ち込んだ物も、帰宅後速やかに洗濯・洗浄をお願いします。
・知らず知らずのうちに、ウイルスを養豚場等に持ち込む可能性があるため、山林に立ち入った後は近づかないでください。
・イノシシを誘引しないよう残飯等は必ず持ち帰るようお願いします。
※特に肉を含む食品は厳禁です。
県内で死亡した野生イノシシについて、豚熱およびアフリカ豚熱の検査を実施しています。
死亡した野生イノシシを発見された場合は、県自然環境保全課鳥獣対策室または最寄りの県森林整備事務所にご連絡ください。
【連絡先】
〇死亡した野生イノシシを見つけたら(県HP)
県内で捕獲・死亡した野生イノシシの豚熱検査(同時にアフリカ豚熱検査)の検査結果については、下記のページをご覧ください。
病気に関すること
畜産課:077-528-3853
家畜保健衛生所:0748-37-7511
家畜保健衛生所北西部支所:0740-22-2145
野生イノシシに関すること
自然環境保全課鳥獣対策室:077-528-3489
食品に関すること
生活衛生課食の安全推進室:077-528-3643
●豚熱(CSF)について(農林水産省)
●アフリカ豚熱(ASF)について(農林水産省)