滋賀県では、毎年実施している県政モニターアンケートの結果を基に、身近な食品を検査しています。
検査対象食品は、滋賀県内(大津市を除く。)のスーパー等で販売されている輸入食品などの広域流通食品です。
(第2次)滋賀県食の安全・安心推進計画の「施策11_流通食品の試験検査」において、輸入食品の食品添加物および残留農薬の検査を250検体実施することを目標としています。
また、「施策5_適正な農薬管理と安全な農産物の確認」において、輸入農産物の残留農薬等の検査を100検体実施することを目標としています。
上記目標のほか、「令和4年度滋賀県食品衛生監視指導計画_第5食品等の試験検査」の事項において、県民が特に不安を感じている広域流通食品を特定食品と位置づけ、300検体検査を行うことを計画していました。
そのため令和4年度は、国内製造・加工品を含めて合計303検体(輸入食品:258検体、国内製造・加工品:45検体)を購入し、検査を実施しました。
令和4年県政モニターアンケート(「食の安全・安心」についてのアンケート結果)から抜粋
検査項目 | 対象食品 | 検体数 |
---|---|---|
残留農薬 | 野菜・果物などの農産物、またはその加工品 | 103 |
指定外添加物・酸化防止剤 | 冷凍食品(そうざい)・菓子 | 30 |
指定外添加物・甘味料 | シロップ漬けなどの缶詰 | 15 |
指定外添加物・着色料 | 漬物 | 30 |
着色料 | 漬物 | 30 |
保存料 | 食肉製品、漬物、魚肉練り製品 | 60 |
発色剤 | 食肉製品 | 15 |
防ばい剤(防かび剤) | オレンジ、グレープフルーツ、ライム、、レモン、バナナ | 20 |
各検査項目の概要、および対象食品とその検査結果の詳細については、以下のファイルをご参照ください。