日本は食品・食材の多くを海外に頼っており、輸入食品を抜きに食生活は成り立たない状況ですが、ししゃもへの殺鼠剤の混入、期限切れ鶏肉の使用など、輸入食品の安全性への信頼を揺るがす問題が続発しています。
一方で、輸入食品の安全性確保のため、事業者、国、都道府県市においては様々な取り組みが進められています。
今年度、本県で実施した県政モニターアンケートの結果では、食品の不安に対する問いに「輸入農産物に残留する農薬についての不安」をあげる回答が最も多く、消費者の輸入食品に対する安心は十分に得られていない状況にあります。
このことから、輸入食品に関係する行政、事業者および消費者が一堂に会し、輸入食品に対する取り組みや状況について語り合い、正しい知識の普及と相互理解を深めるためシンポジウムを開催しました。
平成27年1月21日(水曜日)13時30分から16時まで
栗東芸術文化会館さきら(滋賀県栗東市綣二丁目1番28号)
滋賀県
136名
「食品中化学物質のリスク評価について」
国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 第三室長 畝山 智香子 氏
「輸入食品の安全性確保の取り組みについて」
大阪検疫所 輸入食品相談指導室 室長 鈴木 則彦氏
滋賀県立大学人間文化学部 教授 柴田 克己 氏
基調講演
パネルディスカッション