国産牛に関する牛海綿状脳症(BSE)対策の見直し等について
- 1990年代にBSEに感染した牛の脳やせき髄などを原料とした飼料が、他の牛に与えられたことが原因で英国などを中心に広がった。
- 飼料規制等が行われた結果、世界中でBSEの発生は激減している。
- 国内では、平成14年(2002年)1月生まれの牛を最後に、BSEの発生はありません。
(1)肉骨粉の飼料規制(平成13年(2001年)10月から)
- 対応:農林水産省
- 根拠:飼料の安全性確保及び品質の改善に関する法律、牛海綿状脳症対策特別措置法
(2)特定危険部位(SRM)の除去・焼却(平成13年(2001年)10月から)
- 対応:厚生労働省(滋賀県食肉衛生検査所、各保健所)
- 根拠:と畜場法、食品衛生法、牛海綿状脳症対策特別措置法
(3)BSEスクリーニング検査(平成13年(2001年)10月から)
(4)死亡牛の検査(平成16年(2004年)4月から)
- 対応:農林水産省(滋賀県家畜保健衛生所)
- 根拠:家畜伝染病予防法、牛海綿状脳症対策特別措置法
(2)滋賀県でのBSEスクリーニング検査頭数(平成30年3月末)
県内でと畜された牛の検査結果は、以下のとおりです。
(表)
スクリーニング検査期間 |
検査頭数(頭) |
平成13年10月18日〜平成20年3月31日 |
56,952 |
平成20年4月1日〜平成21年3月31日 |
8,559 |
平成21年4月1日〜平成22年3月31日 |
8,174 |
平成22年4月1日〜平成23年3月31日 |
8,648 |
平成23年4月1日〜平成24年3月31日 |
8,471 |
平成24年4月1日〜平成25年3月31日 |
8,397 |
平成25年4月1日〜平成26年3月31日 |
2,131 |
平成26年4月1日〜平成27年3月31日 |
137 |
平成27年4月1日~平成28年3月31日 |
134 |
平成28年4月1日~平成29年3月31日 |
93 |
平成29年4月1日~平成30年3月31日 |
21 |
合計 |
101,717 |
スクリーニング検査結果 |
全て陰性 |
BSE検査の対象月齢については、牛海綿状脳症対策特別措置法施行規則により規定されています。国(厚生労働省)は内閣府食品安全委員会へ諮問し、その答申に基づき検査対象月齢を見直してきました。
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