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第4回協議概要(H17年11月4日)

協働部活「フード・ウッドマイレージの低減」

第4回活動

日時:平成17年11月4日 19時00分~21時30分

場所:大津合同庁舎5-C会議室(大津市松本一丁目2-1)

出席者:(特活)エコ村ネットワーキング・高階氏、本郷氏

(特活)HCCグループ・末富氏

滋賀県立大学環境科学部・与語氏、濱本氏

京都精華大学環境建築研究所・堤氏

滋賀県地球温暖化防止活動推進センター・初宿氏

高島県事務所環境森林整備課・今城氏

水政課・山口主任技師

環境こだわり農業課・豊岡主幹

農業経営課・笠井副主幹

林務緑政課・橋本副主幹

県民文化課NPO活動促進室・大橋、上出

■全体協議

・「しが協働推進ボード」からの意見→現場の状況の組み立てに至らなくても、どういう状況、どこに問題があるのか、NPOと県が一緒に協働部会で議論するだけでも意義がある。
しが協働推進ボード:http://www.npo-shiga.net/eroom/syousai.php?EROOMID=board

・フードマイレージに関して販売実験を行うのは難しいかもしれない。量販店や外食産業などで実際に販売を行っている方々に集まってもらって関係者協議を行いたい。今回の取り組みにおける課題の共有と指標の有効性について協議する場がつくれたら、それだけでも十分意義がある。

・LCAに関して、米については(おそらく)研究はされている。データがもらえるかどうかは分からないが。

■フードマイレージチーム

(チームリーダー:本郷氏、サブリーダー:笠井氏、今回のメンバー:末富氏、豊岡氏、上出)

〈麦について〉

・米の代替物として麦について取り上げる。

・粉流通であり、かつブレンドされるため、流通の把握は難しい。県内で生産された麦の大部分は県外に出ていて、それがどれぐらい県内に戻ってきているのかは分からない

(県内の麦生産量=20,700t(平成13年度))。

・県内の消費量

国民1人当たりの消費量32.6kg×約137万人=44,662,000kg

↑農水省・食糧自給表 =44,662t

消費量としては県内産はほとんどなく、ほぼ海外産と考えることができる。

・麦についてはとりあえず既存のデータで把握する。

・麦におけるマイレージを減らすには、麦の代わりに米を食べるということもある。

〈ほうれん草について〉

・ほうれん草については、とりあえず生野菜での店舗販売までのマイレージを調査する(市場・量販店への聞き取り調査)。

・県の農業経営課では市場までの流通までしかつかんでいない(大津・八日市・彦根・長浜の4市場への聞き取り調査による。どれだけ県外から入ってきているかは聞いているが、県名までは聞いていない)。市場からどう流れているかはヒアリング等を行わないといけない。ただ、仲卸業者がどこと取引しているのか(どこの業者と結びついているのか)は教えてもらえるかという問題がある。

(フードマイレージチーム)

・生野菜での消費者への販売以外に、外食や中食(なかしょく、弁当)産業への流通があり、その比率は生野菜と比べてもかなり大きいのではないかと思われる。外食・中食産業の場合、チェーン店では各店舗ではなく本社等に聞き取りを行わないと流通実態はわからないだろうし(一括仕入れ)、また小規模店も数多くあることから、その流通を把握するのはかなり難しい。また、この分野は廃棄率も高い。(当面は調査対象外)

・ほうれん草を小松菜と比較するとおもしろい。小松菜はほとんど県内で自給できる。ほうれん草が高騰すると小松菜が売れる。ただ、(ほうれん草に比べて)小松菜の消費量は小さい。ほうれん草のマイレージをある程度つかんでから、小松菜を取り上げるか考えてみるのもいい。

〈その他話題〉

・卸売市場法の改正により、平成21年4月1日から卸売会社が取得する手数料が自由化される(現行:野菜8.5%、果実7.0% など)。これにより、量販店等も手数料が高い市場から安い市場へ切り替えを行うかもしれない。

・安定的に品揃えができるということから大手量販店等は市場を利用しているが、同程度の品揃えができる農協があれば、手数料も払わなくてよいことから、こちらに切り替える可能性もある。

・大津より京都の市場の方が高く買ってくれることがあるので、京都の方に出荷したいという県内の農家は多い。京都は昔から産地を育ててきたため、県内の農家とも長年の付き合いがある。県としては県内市場への出荷を促しているが。ただ、最近では地産地消の目玉として直売所が脚光をあびており、量販店でも新鮮な野菜を求めて県内市場との取り引きに力を入れる傾向もある。

・量販店や市場などに聞き取りに行く場合、相手方にとってもメリットがあれば進んで協力してくれるだろう。だが、とりあえず調査票を作ってまわってみる(調査票を置いて後日回収する)ことをやってみてもいいかもしれない。

・滋賀グリーン購入ネットワーク(GPN)の中にある「食のグリーン購入研究会」には企業等も参加しており、同会と連携するというのもいいと思う。

■ウッドマイレージチーム

(チームリーダー:高階氏、サブリーダー:橋本氏、今回のメンバー:初宿氏、与語氏、浜本氏、今城氏、山口氏、大橋)

〈マイレージ計算について〉

・ウッドマイルズ研究会や京都府のデータを活用させてもらう。

・ほぼ100%県内産材使用の今城氏宅のデータを活用できる。(min.マイレージ)・マイレージ比較をしている滋賀県立大学生OBの研究論文も活用できる。

・対象物は住宅の構造材に絞り、製材所での販売量までを把握する。

・県内流通量を把握するため、県内原木市場に調査を実施する。同時に県内産材にかかる諸課題についても聞き取りを行う。

・住宅建築事情調査はフローのデータがある(ストックのデータはない)。材積は平均値を使ってはどうか。

・上記に目処がつけば可能性評価をするための調査とLCAを実施する。

(ウッドマイレージチーム)

〈対象とプロモーションについて〉

・対象は建築士が有望ではないか。

・PRは売る仕組みと一体で考える必要がある。

・プロモーションは松岡氏に期待(学生と一緒に)。

〈H18年度の取り組み方向〉

・H17の取り組みを踏まえて制度化するための提案〈当面の取り組み〉・調査項目を整理する。

・各役割に沿って取り組みを進める。

参考資料

お問い合わせ
滋賀県総合企画部県民活動生活課
電話番号:077-528-4633
FAX番号:077-528-4838
メールアドレス:cd00@pref.shiga.lg.jp
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