平成27年2月2日(月曜日)、県庁新館7階大会議室において、平成27年「なくそう犯罪」滋賀安全なまちづくり実践県民会議第2回総会を開催しました。第一部では、平成27年の犯罪抑止目標や取組の方向性のほか、行政や事業者、県民等が実施する行動の指針等について協議しました。
また、第二部では、立正大学文学部社会学科教授の小宮信夫氏を講師にむかえ、「防犯まちづくりの理論と手法~地域安全マップとホットスポット・パトロール」と題する防犯講演会を開催しました。
講演においては、防犯対策をするうえで重要なことは、犯行の機会を減らすことや犯罪の起こりやすい場所などを把握することであり、そのためには地域の見守り活動や子どもたちによる地域安全マップの作成が有効であることなどを、映像を交えてわかりやすく説明していただきました。
今年は、「なくそう犯罪」滋賀安全なまちづくり条例を一部改正して施行するなど、滋賀県の犯罪減少を定着させるために重要な年と受け止め、「なくそう犯罪」滋賀安全なまちづくり実践県民会議においては、県民の皆様や各関係機関・団体等と協働した活動を展開していきますので、今後も「安全なまちづくり」に対するご理解ご協力をよろしくお願いします。
※「なくそう犯罪」滋賀安全なまちづくり実践県民会議とは、県民が総ぐるみで、犯罪の抑止に取り組むために設立された組織であり、行政・警察・学校関係団体・福祉関係団体・経済団体・民間団体など県内92の団体で構成されています。
第 一 部
1 会長(知事)あいさつ
2 議題・ 平成26年の犯罪概況
・ 平成26年「なくそう犯罪」滋賀安全なまちづくり推進状況
・ 平成27年の犯罪抑止目標と取組
3 報告
・ 特殊詐欺を防止するために必要な方策に関する指針
第 二 部 防犯講演会
・ 演題 「防犯まちづくりの理論と手法~地域安全マップとホットスポット・パトロール」
・ 講師 立正大学教授小宮信夫 氏