滋賀県では、待機児童の早期解消を目的として、喫緊の課題である保育人材の確保をはじめ、あらゆる課題に対応するため、子ども・子育て支援法附則第14条第4項に規定する協議会として、県、市町、保育関係団体、指定保育士養成施設等を構成員とする滋賀県待機児童対策協議会を設置し、待機児童解消等の取組について協議を行っています。
滋賀県待機児童対策協議会では、協議事項を5つの項目に整理し、整理した項目ごとに部会を設置しています。
1.市町での受け皿整備予定等を踏まえた必要保育士数と予定確保数の推計や広域的な人材確保策の検討
2.保育士養成施設の卒業生の保育所等への就職割合の増加
3.保育士・保育所支援センターの活用および保育人材バンクの広域的活用
4.保育所等における業務負担軽減に関する好事例の横展開による離職率の減少
5.キャリアアップ研修の受講促進による職員の資質向上
1.広域利用基準や申込締切等の情報共有
2.入所選考時における保育士等の子どもの優先入所の取り扱い
3.広域利用に関するルールの統一
1.特定教育・保育施設および地域型保育施設における監査の質の向上、均一化、事務負担の軽減
2.特定子ども・子育て支援施設における監査の円滑な実施
1.指導監督基準の統一
2.立入調査のチェックリストの統一
3.認可外保育施設の指導監督基準を満たす旨の証明書の交付基準の統一
1.地域の実情に応じた保育の受け皿整備を進めるための好事例の収集
部会ごとにKPIを設定し、その達成に向けた取組を実施しています。