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手足口病について

*2024年6月6日から県内全域に手足口病の警報を発令中です【リンク

  • 場面に応じてマスクを着用し、咳エチケットを守りましょう。
  • アルコール消毒は効きにくいため、流水と石けんで十分に手洗いをしましょう。 特におむつを交換した後は、しっかりと手洗いを行いましょう。
  • 医療機関を受診する前に受診方法について電話にてご確認の上、受診時にはマスク着用をお願い致します。

手足口病は、子どもを中心に流行する夏風邪の一つとして知られている感染症です。

原因となるウイルスは、コクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)などがあります。学童以上の年齢層の大半は既にこれらのウイルスの感染(不顕性感染を含む)を受けている場合が多いので、成人での発症はあまり多くないと言われています。

感染してから3~5日後に、以下の症状等が出現すると言われています。

口の中手のひら足底や足背などに2~3mmの水疱性発疹が出現

・発熱は約3分の1にみられ、あまり高くならないことが多い

・まれに髄膜炎や脳炎などの合併症が生じることがある

多くが数日のうちに治ると言われていますが、合併症に注意し、経過を注意深く観察する必要があります。

 

滋賀県内の流行の最新情報

手足口病の治療・予防について

現在、有効なワクチンはなく、特別な治療方法もありません。基本的には軽い症状なので、経過観察を含め、症状に応じた治療となります。

感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが、手などを介して口から体内に入って感染すること)が知られており、治った後でも、比較的長い期間、便などからウイルスが排出されることがあります。また、不顕性感染(感染していても症状を発症していない状態)でもウイルスを排出している場合があります。

・場面に応じてマスクを着用し、咳エチケットを守りましょう。

・アルコール消毒では手足口病の原因となるウイルスに対して十分な効果が得られないため流水と石けんで十分に手洗いすることと、排泄物を適切に処理することです。特におむつを交換した後は、しっかりと手洗いを行いましょう。

・医療機関を受診する前に受診方法について電話でご確認の上、受診時にはマスク着用をお願い致します。

お問い合わせ
滋賀県健康医療福祉部健康危機管理課
電話番号:077-528-3632
FAX番号:077-528-4863
メールアドレス:[email protected]