厚生労働省の方針に基づき、オミクロン株が感染の主流の間は、保健所による積極的疫学調査の集中化を行っています。
同一世帯やハイリスク施設(入院医療機関、高齢者施設、障害者施設)の患者を除き、保健所による濃厚接触者の特定は行いませんので、感染可能期間(発症日の2日前から隔離などをされるまでの期間)に濃厚接触が疑われる接触機会があった場合は、患者ご本人から対象の方への連絡をお願いしています。
以下を参考に、ご自身で濃厚接触の疑いがある接触をした方がいるかご判断いただき、濃厚接触の疑いがある旨を相手の方にご連絡願います。
「濃厚接触者」とは、患者の感染可能期間(発症日の2日前から隔離などをされるまでの期間)に接触した者のうち、次の範囲に該当する者とされています。
1)患者と同居、あるいは長時間の接触(車内、航空機など)をした方
2)適切な感染防護なしに患者を診察、看護もしくは介護した方
3)患者の気道分泌液もしくは体液などの汚染物質に直接触れた可能性が高い方
4)手で触れることの出来る距離(約1m)で、感染予防策(マスクなど)なしで、15分以上接触した方
※周辺の環境や接触の状況など、個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する
※「咳やくしゃみをしていた」、「換気が悪かった」、「大きな声を出した」場合は、感染リスクが高くなります。
1)無症状の方は検査の必要はありません。
2)発熱などの症状がある方は、ご自宅に常備された新型コロナ抗原定性検査キットで自己検査してください。
※「研究用」の検査キットは、新型コロナウイルス感染症の陽性確認などには使用できません。利用可能な抗原定性検査キットについては、以下のPDFをご確認ください。