Q 外出自粛要請や休業要請、また滋賀5分の1ルールの提唱など、人と人との接触の機会を減らす取組を呼びかけられていますが、実際には県民の皆様の行動は変わってきているのでしょうか。
A 手話通訳は北村さんです。今、国をあげて、県をあげて、皆様方の外出を自粛していただくように強く要請をしています。国では8割削減といっておりますが、ちょっと分かりにくいというお声もいただいておりますので、滋賀県では「あなたと、大切な人を守るため。滋賀5分の1ルール」というものを作り、提唱させていただいております。5日間毎日仕事に行くのではなくて、1日で。家族5人で買い物に出かけるのではなく、お1人で。といったような形で、人と人との接触の機会を8割削減するために、私たちの行動を5分の1にしようと、このことを呼びかけておりますので、ぜひご協力をお願いしたいと思います。すでに様々なアンケートを見ますと、緊急県民意識アンケートを行ったんですけれども、「必要最低限の外出のみで自宅にいる」という回答を80%の方がしていただいているということがありますが、まだまだスーパーマーケットや、公園や町を見るとですね、多くの方々が外出してしまわれているような状況もございますので、さらに皆様方のご協力をお願いしたいと思っています。
Q 外出を控えている方が増えているようですが、お店の休業の状況でしたり、職場での5分の1というのは一体どれほど進んでいるのでしょうか。
A 私たちの呼びかけによって、多くの方々がテレワークや時差出勤等導入していると答えていただいておりますが、まだまだ、「特に対策はない」とか「呼びかけはあるけど実施していない」という方々がいらっしゃいます。こういった方々にも、例えば先ほど申し上げたように、時間や回数を5分の1にすることが難しい方いらっしゃいますね。どうしても仕事に行かなければならない、またお買い物に行かなくてはならない、その方々には人と人との距離を5倍にしてください。そうすることによって、人と接する密度が5分の1になります。このことによって、感染リスクを減らしましょう、ということも合わせて呼びかけておりますので、ぜひ皆さん、私たちと私たちの大切な人を守るための、この滋賀5分の1ルールをさらに徹底していただき、一緒に頑張っていこうではありませんか。よろしくご協力をお願い致します。