Q 感染者数が増加していますが、医療体制は十分なのでしょうか。
A はい。増えてくる感染者の方々の治療を適切に行うため、多くの方々にご協力をいただきながら、医療機関、病床数を増やしてきています。ただご存じの通り、ベッドだけ増えればいいということではなくて、そこで治療にあたっていただく方々を確保することと、必要な資機材をしっかりと調達することが大切です。
しかし、正直申し上げて、現場で資機材は不足しています。ここはみんなで協力をして乗り越えていくことが必要です。
現在、必要な資機材について、国をあげて製造し、そして現場に調達をする、この取り組みを行っておりますので、私たち県と致しましても、それぞれの医療機関に必要な資機材がしっかりと届くように、今連絡調整を行っているところです。
Q 今後感染者が更に増え続けた場合対応はできるのでしょうか。
A 対応するために、今みんなで力を合わせて製造したり、輸入したり、そして調達・配分することを行っています。また、私たちにできることとして、2つ申しあげたいと思います。
1つ目は、マスクは大切ですね。私も今日は守山市内の「株式会社清原」さんという会社様が作っていただいた、ノンホルマリン加工された、洗って何度も使える、このマスクを使わせていただいております。日本赤十字社日本支部の赤十字奉仕団のみなさんも、高島ちぢみの素材を調達していただいて、みんなでマスクを作ろう、そして必要な人に届けようという、こういう取り組みを行っていただいております。
また、学校再開に向けて、学校で仕事する方々に向けて、家庭科の先生が、県内の素材を使って、子供たちにマスクを作ろう、そういった取り組みも進めていただいておりますので、まずは不織布の使い捨てのマスクを使うことだけではなくて、必要な人にマスクが届く配慮をするために、みんなで作り、そして洗って、また使う、こういった取り組みをさらに広めていきませんか。
2つ目と致しまして、現場でマスクやゴーグル、防護服などが不足しています。それぞれの会社に、それぞれのお宅に、それぞれの職場に、こういった資材ないでしょうか。ぜひあれば、余っていれば、ご提供いただき、必要な医療現場等で活用できる仕組みをみんなで協力しながら作っていきたいと思いますので、この点も併せて、皆様方にお願いをしたいと思います。困ったときは、みんなで協力、力合わせて乗り越えていきましょう。