滋賀県において、人工呼吸器を装着している障害児その他の日常生活を営むために医療を要する状態にある障害児(以下、「医療的ケア児等」という。)や、その保護者が地域で安心して暮らしていけるよう、医療的ケア児等の数やその状況、支援ニーズを把握し、今後の支援を検討するために、実態把握調査を実施しました。
近年、医療技術の進歩等を背景として、医療的ケア児等が増加傾向にありますが、これまで滋賀県内の医療的ケア児等の総数や、その実態については把握できていませんでした。このような状況を踏まえ、医療的ケア児等やその保護者が地域で安心して暮らしていけるよう、支援者の専門性の向上や地域での支援体制の構築等、必要な施策を行うための基礎資料とするため、医療的ケア児等の数やその状況、支援ニーズの把握を目的としています。
令和元年12月1日時点で県内に在住する0歳から18歳の児童のうち、以下の医療的ケアが必要である方(長期(6ヶ月以上)に入院・入所している児童を除く。)
1:経管栄養、2:中心静脈栄養、3:自己腹膜潅流(自分の腹膜で人工透析する療法)、4:気管切開、5:人工呼吸器装着、6:導尿(自己導尿・尿バルーン留置カテーテル含む。)、7:酸素補充療法、8:口腔・鼻腔内などの吸引、9:人工肛門
「調査対象者」に示す医療的ケア児等については、年齢等に応じて、一定、関係機関が把握しているものと想定していることから、各市町障害児福祉主管課等を通じて保護者等に調査を依頼しました。
287件
令和2年3月までの間に、関係機関を通じて回答いただいた結果をまとめました。
詳細はの結果報告書をご覧ください。