本県では、令和3年3月に「滋賀県障害者プラン2021」を策定し、「県民一人ひとりが輝ける健やかな滋賀の実現~みんなとまちで生きる、みんなでいっしょに働く~」という基本理念を掲げ、「すべての人が基本的人権を尊重され、地域でともに暮らし、ともに育ち・学び、ともに働き、ともに活動する」という基本目標に向け、施策の総合的な推進を図ってきました。
障害福祉サービスをはじめ、障害のある人の地域での暮らしを支える環境は徐々に整いつつあるものの、それぞれの方が望む暮らしのできる社会の実現には、まだ多くの課題が残されており、障害福祉サービスの充実はもとより、障害者理解や合理的配慮の機運の醸成、福祉のまちづくりの推進など、各分野にわたる幅広い取組を一層進めていく必要があります。
令和5年度は、プランのうち重点的取組に関するものおよび障害福祉計画・障害児福祉計画に関する部分の最終年度となるため、令和6年3月に「滋賀県障害者プラン2021改定版」を策定しました。