脳卒中の初期症状と救急受診、ヒートショック予防に関する啓発チラシを作成しました。
ぜひ、ご活用ください。
「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病の対策に関する基本法」が平成30年12月公布令和元年12月施行されました。
令和2年10月27日には、この基本法に基づく「循環器病対策推進基本計画」が閣議決定され、循環器病の総合的な対策の推進が始まっています。
法律と基本計画は、厚生労働省の循環器病対策のページからご覧ください
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/jyunkanki/index.html
滋賀県では、滋賀県保健医療計画「脳卒中」「心臓病その他の心血管疾患」により推進してきましたが、国の「循環器病対策推進基本計画」を基本にした「滋賀県循環器病対策推進計画」を令和4年3月に新たに策定しました。
令和4年度から、これらの計画に基づいた循環器病対策を推進しています。
「誰もが自分らしく幸せを感じられる「健康しが」の実現~循環器病への理解と行動、切れ目のない医療や支援、自分らしい暮らしの継続~」を基本理念として、令和6年度(2024年度)から令和11年度(2029年度)までの6年間の滋賀県循環器病対策推進計画(第2期)を策定しました。
滋賀県循環器病対策推進計画(第2期)令和6年度(2024年度)から令和11年度(2029年度)
平成28年度から「滋賀県循環器病対策検討会」を設置し、本県における循環器病に係る現状や課題を共有し、医療提供体制、関係機関の連携協力体制の構築を進め、効果的な施策を推進するための協議を行っています。
令和3年度から「滋賀県循環器病対策検討会」の検討部会として「脳血管疾患領域検討部会」「心疾患領域検討部会」を設置しています。
令和2年度「心不全在宅療養支援事業」により、心不全の患者・家族と医療介護従事者が日々の健康管理や連携に活用できる心臓病手帳を作成しました。
心不全の重症化や再入院予防を行い、QOL向上のための取り組みをすすめています。
滋賀県内の医療機関(病院・診療所)、訪問看護ステーション等で活用されています。
滋賀医科大学を中心に滋賀循環器懇話会が立ち上がっています。会員同士の情報交換、病診連携、病病連携を強化すべく取り組まれており、滋賀県も連携しています。