「琵琶湖一周健康ウオーキング2012」シリーズでは、JRの駅を発着点にしています。
第8回コースのスタートはJR湖西線「比叡山坂本」駅でした。
駅の改札付近で、オレンジの帽子をかぶったスタッフが案内しています。
冬の足音を感じる寒さの中、142名の方がご参加くださいました。
スタッフ指導のもと、準備体操もしっかり行い、さあ出発です。
太陽が出ているものの時々雨が落ちてくるようなお天気でのスタートとなりました。
日吉大社の鳥居をくぐり少し歩くと、本日1つめの「ビワイチ観光ウオーキングスタンプポイント」の「坂本観光案内所」に到着です。
案内所にはレンタサイクルが5台常備されています。
電動アシスト自転車なので、坂本付近の坂も楽に走行できますよ。
自転車で街を散策するのも楽しいですね。
「倭神社」でブレイクタイム。
「しどりじんじゃ」と読みます。京阪電車 滋賀里駅から北へ500mほど歩いた道路脇の小さな丘の上にあります。
この丘は赤塚古墳と呼ばれ、被葬者が祭神・倭姫(天智天皇皇后)と伝承されているようです。
坂本には同じく「倭神社」と書いて「やまとじんじゃ」と読む神社が、日吉大社の南700mの場所にあります。
日を改めて、レンタサイクルで訪れてみてはいかがですか?
時々細かい雨が落ちてくるので、傘をさして歩く方もいらっしゃいました。
近江神宮のもみじは、美しく色づいていました。
近江神宮は、第38代天智天皇をお祀りし、天智天皇の古都・近江大津宮跡に鎮座していることや、毎年11月3日に行われる流鏑馬神事で有名です。
また近江神宮は、ご祭神天智天皇が百人一首の巻頭歌として御製を残されたゆかりで、「かるたの殿堂」とも称され、「ちはやふる」という漫画やドラマで取り上げられたことにより、全国的にさらに有名になりました。
楼門の前を歩くと、七五三詣りで参拝に来られた方が大勢いらっしゃいました。
近江神宮の最寄り駅は、京阪電車石山坂本線 近江神宮前駅です。
この路線は「ちはやふるラッピングトレイン」をはじめ、「まんが日本昔ばなし」のラッピングトレインが走っています。以前は「ガンダム」「けいおん」「トーマス」などの様々なラッピングトレインも走っていました。
また、夏には「昭和レトロ・ビールde電車」といって、車内でビールや食事が楽しめる電車が、冬には「おでんde電車」で、おでんと飲み物を楽しめる電車が走りました。クリスマスの時期には車両に電飾をあしらい、車内もクリスマスの飾り付けをした電車が走っていたこともあり、1年を通して乗降客を楽しませてくれています。
本日、2つめのビワイチ観光ウオーキングスタンプポイントの「大津港」に到着です。
横の長さは世界最大級「びわこ花噴水」が観光客の目を楽しませてくれています。
夜はライトアップされて、幻想的な風景が楽しめます。
スタンプを押したらお昼ご飯です。
歩いていると汗をかくほど暑くなりますが、じっと座っていると風が冷たく感じました。
おなかがいっぱいになったら、再スタートです。
これからの行程について、スタッフからの説明がありました。
左手に琵琶湖を見ながら、なぎさ公園を進みます。
時雨れる中でも、みなさんテンポよく歩かれます。
膳所城趾公園でトイレ休憩。
そろそろ足が痛くなってくる頃ですが、楽しくおしゃべりしながら歩くと不思議と足が勝手に動いてくれます。
このウオーキングでは、随所でお手洗い休憩をもうけております。
また、最後尾にはスタッフが歩いていますので、安心してご自身のペースで歩いていただけます。
先頭グループは、時速7kmほどのスピードで歩いておられ、だいぶ歩きなれた健脚の方の集団でした。
参加される方の歩く速度の平均はだいたい時速5kmくらいのようですので、一行の列は自然と長くなります。
近江八景「瀬田の夕照」に描かれていることで有名な、「瀬田の唐橋」です。
この辺りのように、車の交通量が多い道を歩くときは、スタッフがいつも以上に注意をして参加者が安全に歩けているかを確認しています。
ここまで来たら、 あと少しでフィニッシュ!!
JR瀬田駅を少し過ぎた辺りにある公園でフィニッシュ!!
歩程 約20km。
歩数 約30000歩!!
人生初のウオーキングでしたが、歩き方やウオーキングしながらの写真の撮り方を教えていただき、なんとかフィニッシュできました。
疲れて歩くペースが落ちてくると、色んな方が励ましてくださって、元気をいっぱい分けてもらいました。
翌日は、筋肉痛で足や背中など、全身が痛くなりましたが「20kmを完歩した」という達成感は、今までに味わったことのないものでした。
貴重な1日をありがとうございました。