●箇所名:栗東市観音寺地先
●事業の概要
本渓流は、湖南地方の最高峰阿星山(693m)に源を発し、北流して草津川に合流する土石流危険渓流です。
計画対象の渓流は急峻で、その地質は風化作用を受けた花崗岩で、平成25年には台風18号の出水によって支渓流で土石流が発生し、水道施設が全壊しました。
本渓流の谷出口には人家・公民館・寺院・市道等があり、土石流が発生すると多大な被害を受けることが予想され、早急な対策が必要です。
本事業は、4か所の各支渓流に砂防えん堤を設置する計画で、平成21年度より順次工事を行っています。