米原駅東口周辺には、県有地と隣接する米原市有地の計約2.8haの公有地があり、米原駅東口周辺の地域活性化や広域拠点化に向けた有効活用が求められています。
県と米原市は、民間活力を導入した一体的な土地活用の実現に向けて、米原駅東口周辺まちづくり事業として公募型プロポーザル方式による優先交渉権者の選定を行ってきました。
この度、審査委員会における審査を経て、次のとおり、優先交渉事権者を決定しましたのでお知らせします。
代表法人:湖北工業(株)
構成員:(株)ナンガ
構成員:(株)ハヤシ
構成員:(株)マリモ
構成員:日本ソフト開発(株)
1グループから提案書の提出があり、審査の結果、得点は次のとおりとなり、湖北工業株式会社を代表法人とするグループを最優秀提案者として選定しました。
事業者名(代表法人)湖北工業(株)
(構成員)(株)ナンガ
(構成員)(株)ハヤシ
(構成員)(株)マリモ
(構成員)日本ソフト開発(株)
評価71.5点/100点※
提案土地価格1,300,000,000円
内訳:(県有地)607,000,000円、(市有地)693,000,000円※
※いずれも募集要項に定める審査基準を満たしている。
滋賀県および米原市は、令和6年6月4日付けで最優秀提案者となった湖北工業を代表企業とするグループを優先交渉権者に決定しました。
事業の実施に当たり、提案者には、市および県とのお互いの経験とノウハウを十分に生かした良好なパートナーシップのもと、都市機能集積や周辺の広域拠点化に資する土地活用の実現に向けて、尽力されるよう期待します。今回の提案内容を確実に実行していただくとともに、本事業をより良いものとするため、事業を具体化される際の参考にしていただきたく審査委員会として次のとおり意見を示します。
〇県東北部を代表する企業が協力した体制であることが評価されました。今後事業を進める上で、グループとしての効果的な連携方策を引き続き検討いただき、地域への良い影響が広がることを意識して、事業に取り組んでください。
〇滋賀県東北部工業技術センター等周辺環境を考慮した配置計画は評価に値します。また、「滋賀の東の玄関口」にふさわしい「にぎわい創出」「地域交流」に関する提案の建築計画への反映について、今後さらなる検討が進むことを期待します。
〇地域企業との連携については、実現に向けた取り組みが進むことを期待します。
〇提案された各構成企業が相互連携を図り、米原市および滋賀県とも協議をしながら責任をもって事業を推進してください。
令和6年6月21日基本協定締結式(場所)米原市役所
令和6年9月(予定)土地譲渡契約の締結
時期 | 事項 |
---|---|
令和5年7月28日~8月4日 | サウンディング型市場調査の実施 |
令和5年11月28日 | 第1回審査委員会 |
令和5年12月15日 | 募集要項の公表 |
令和6年2月7日~9日 | 参加表明受付期間 |
令和6年4月15日 | 提案書受付締切 |
令和6年5月15日 | 第2回審査委員会 |
令和6年5月29日 | 第3回審査委員会 |
(参考)審査委員会委員(五十音順、敬称略、◎:委員長)
飯田真也(弁護士)
岡井有佳(立命館大学理工学部教授)
鐘井輝(中小企業診断士)
齊藤美絵(不動産鑑定士)
横山幸司(滋賀大学経済学部教授)◎
区分 | 所在地 | 面積(平方メートル) | 備考 |
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県有地 | 滋賀県米原市梅ヶ原2230番1ほか1筆 | 13,764.86 | 滋賀県土地開発公社先行取得地 |
市有地 | 滋賀県米原市米原967番ほか3筆 | 13,968.20 |