京阪神都市圏交通計画協議会(※第6回近畿圏パーソントリップ調査結果の中間報告はこちらからご覧いただけます。)では、令和 3 年 9 月~11 月にかけて「人の動き」を調査する「第 6 回近畿圏パーソントリップ調査」を実施し、約 10 万世帯、約 19 万人の方から回答を頂きました。調査対象者の皆様にはご協力いただき、誠にありがとうございました。現時点での集計結果を「中間報告」としてとりまとめました。
今回の集計結果の主な特徴は以下のとおりです。
1.総トリップ数は減少傾向、前回平成 22 年から約 14%減少(P3)
2.外出率は減少傾向、前回平成 22 年から約 6.2%減少(P4)
3.1人1日当たりのトリップ数は減少傾向、夜間人口あたり 1.95(トリップ/人日)、外出人口あたり 2.65(トリップ/人日)(P5)
4.移動目的別の生成量は、出勤のみ増加、それ以外は減少(P8)
5.新型コロナウイルス感染症による影響として、感染拡大前に対して活動頻度が減少(P11)
パーソントリップ調査(パーソン=人、トリップ=動き)とは、「いつ」「どこから」「どこまで」「どのような人が」「どのような目的で」「どのような交通手段を利用して」移動したのかについて調査し、人の 1 日のすべての動きをとらえるものです。人の動き(地域別・交通手段別等の交通実態)を総合的に把握する唯一の調査であり、交通計画、道路 計画、防災計画等の検討のための基礎資料として活用されています。