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洪水から身を守るために・・・洪水に関する防災情報について

浸水想定区域図

浸水想定区域図は、沿川の皆さんの防災意識の向上を図り、洪水の時などに迅速に、的確に行動できるようにするため、「身近な河川が、どの程度の降雨量で、どれくらい浸水するのか」を認識して頂くためのものです。
県(または国)は、洪水予報河川、水位情報周知河川に指定した河川について、浸水想定区域および浸水した場合に想定される水深を公表し、関係市町に通知しなければならないことになっています。
浸水想定区域図は、洪水により堤防が決壊したり溢水したときの、それぞれの氾らん区域を重ね合わせたもので、想定される最大の区域と水深を示しています。
滋賀県では、下記の河川について、浸水想定区域図が公表されています。

県管理河川

  • 日野川
  • 愛知川
  • 野洲川上流、杣川(そまがわ)

国管理河川

  • 野洲川下流
  • 琵琶湖
  • 草津川

このページでは、東近江地域振興局管内の日野川、愛知川の浸水想定区域図を掲載します。

洪水ハザードマップ

浸水想定区域図の公表を受けて、関係市町では、洪水予報などの伝達方法や避難場所、その他円滑な避難の確保を図るために必要な事項を定めます。
これらの情報を地域住民に周知するため、わかりやすく示したものが洪水ハザードマップです。
県では、市町のハザードマップ作成を支援するため、浸水想定区域図作成の基礎データを提供するなどの技術的な支援と、作成費用の一部を補助しています。

洪水予報河川

水防法の規定により、県(あるいは国)は、洪水により相当な被害を生じるおそれがある河川を「洪水予報河川」に指定します。
洪水予報は、彦根地方気象台の降水量予測をもとに、県は対象河川の洪水予測を行い、水位が基準となる水位(警戒水位、危険水位)を超えると予測されるときに、気象台と共同で洪水予報を発表し、沿川住民の迅速な避難や被害軽減に役立てることとします。
県は、関係市町などの水防関係機関に洪水予報を通知します。気象台は報道機関などの協力を得て、一般にお知らせします。
県内の洪水予報河川は次のとおりです。

県と気象台が行う洪水予報河川

  • 日野川
  • 野洲川上流、杣川
  • 姉川、高時川
  • 琵琶湖

国と気象台が行う洪水予報河川

  • 野洲川下流
  • 瀬田川
河川の基準となる水位

基準となる水位とは

  • 計画高水位:河川改修の基本の水位で、河川改修後の河道断面に、計画している洪水が流れるときの水位
  • 危険水位(氾らん危険水位):洪水予報河川において、洪水により堤防の決壊等が起きるおそれのある水位
  • 警戒水位(氾らん注意水位):水防活動の目安となる水位で、水防団(消防団)が出動する基準となる水位
  • 通報水位(水防団待機水位):水防活動の目安となる水位で、水防団(消防団)が準備に入る基準となる水位

水位情報周知河川

洪水予報河川以外の河川のうち、洪水により重大な損害を生ずるおそれがある河川を「水位情報周知河川」に指定しています。
沿川住民の避難勧告等の目安となる水位(特別警戒水位)を設定し、河川水位がこの水位を上回ったときに、特別警戒水位情報を発表します。
県内の水位情報周知河川は次のとおりです。

県管理河川

  • 愛知川
  • 姉川上流
  • 安曇川

国管理河川

  • 草津川
特別警戒水位

特別警戒水位とは

特別警戒水位(避難判断水位):水位情報周知河川において、沿川住民への避難勧告等の目安となる水位携帯から河川水位・雨量の情報を見ることができます。

パソコンから、様々な防災情報を見ることができます。