現在の大津港は、平成11年3月の概成から25年以上が経過し、施設の老朽化が進行しています。
また、とりまく社会情勢の変化(災害時における港湾の役割拡大、温室効果ガス排出削減、サイクルツーリズムの拡大や疏水船乗入れ等の活性化の兆し)に対して、現状の施設では応えられていない状況にあります。
この現状に対し、今後、大津港をどのような港湾としていくのかが定まっていないことが課題であることから、大津港のあるべき姿を見据え、大津港の活性化と再整備を推進するため、取組の礎となる「大津港活性化・再整備基本構想」の策定の検討を開始しました。
国・県・市・関係団体等で構成される「大津港活性化・再整備基本構想策定に係る検討会」を発足し、令和6年6月19日に第1回目の検討会を開催しました。
検討会では、
・構想の射程(時間軸、期間の設定)、対象をどこにするのかが重要
・大津市のまちづくりの取り組みとしっかり連携すること
・「にぎわい」とは何か、共通認識を持つことが必要
などの意見が参加者から出されました。