水に関する諸問題について、市民、土木学会、行政、民間が一同に会して議論し、相互理解と情報共有を図る水シンポジウムが、2019年8月22日(木曜日)と23日(金曜日)の2日間にかけて、大津市のピアザ淡海(滋賀県立県民交流センター)を主な会場として開催されます。このシンポジウムは、平成8年から毎年、各都道府県で開催されており、本県では初めての開催となります。
滋賀県では、平成26年度に「滋賀県流域治水の推進に関する条例」を制定し、どのような洪水にあっても県民の生命を守り、甚大な被害を回避するための対策を進めるとともに、平成29年度には「琵琶湖の保全再生に関する計画」を策定し、森、川、里、湖のつながりや人の暮らしと湖とのつながりの再生を進めているところです。
古来より人々の暮らしに密接に関わってきた琵琶湖やその周辺の河川について、「滋賀から発信するしなやかで強靭な流域治水のあり方」、「水辺を活かしたまちづくりと環境保全の相乗効果」に着目し、これからの水との関わり方についての提案を、滋賀から全国へ発信します。
・開催日:令和元年(2019年)8月22日(木曜日)、23日(金曜日)
・会場:ピアザ淡海(滋賀県立県民交流センター)
[大津市におの浜1-1-20(JR膳所駅徒歩12分)]
・主催:「第24回水シンポジウム2019inしが」実行委員会
[(公社)土木学会水工学委員会・国土交通省近畿地方整備局・滋賀県・大津市]
・内容:
[第1日目] 8月22日(木曜日)シンポジウム 10:00~17:00 (入場無料)
10:00 開会(9:30開場) 場所:ピアザホール
10:35 特別講演「しのび寄る地球温暖化影響とそれへの適応とは?」
講師:京都大学 防災研究所 教授 気象・水象災害研究部門 水文気象災害研究分野 中北英一氏
11:25 基調講演「滋賀県発、持続可能社会への挑戦 -科学と政策をつなぐ-」
講師:滋賀県琵琶湖環境科学研究センター長 内藤正明氏
12:15 パネル展示 (場所:ピアザホール2階ホワイエほか)
・県内市町や共催団体等の活動紹介
・県内外の主要災害と防災の事例等の紹介
・水辺の活用等に関する活動の紹介
13:15 分科会
・第1分科会「滋賀から発信するしなやかで強靭な流域治水のあり方」 (場所:ピアザホール)
・第2分科会「水辺を活かしたまちづくりと環境保全の相乗効果」 (場所:大会議室)
15:10 市民団体発表 (場所:ピアザホール)
15:50 全体会議 (場所:ピアザホール)
17:00 閉会
[第2日目] 8月23日(金曜日)現地見学会(定員40名) 【現地見学会は申込受付を終了しました】
~琵琶湖の治水・利水・環境巡り~※現地見学会は先着順のため、ご希望に添えない場合がございます。
8:45 集合 (場所:JR大津駅北口)
9:00 出発
・見学(1):赤野井湾流域流出水対策施設(守山市杉江町)
・見学(2):滋賀県立琵琶湖博物館(草津市下物町)
・見学(3):瀬田川洗堰・水のめぐみ館アクア琵琶(大津市南郷)
・見学(4):琵琶湖疏水(大津市大門通)
16:10 解散 (場所:JR大津駅北口)
シンポジウム及び現地見学会ともに申込みが必要です。 【現地見学会は申込受付を終了しました】
下記のチラシ、あるいは申込み用フォームをダウンロードしていただき、必要事項を記入いただいた上で、FAXあるいはメールにて申込みをお願いします。
※FAX送信先:077-545-1829 【(株)本庄 行】
※メール送信先:[email protected]
シンポジウムの昼休憩時間(12:15~13:15)に、水シンポジウムのテーマに関連する以下のような内容の「パネル展示」を予定しております。
・県内外の主要災害と防災の事例や研究等の紹介
・水辺の活用に関する活動や研究の紹介
パネル展示の要領やスケジュール等、詳細については、下記の「パネル展示実施要領」をご参照ください。