淀川水系・木曽川水系湖北圏域河川整備計画

湖北圏域は、滋賀県の北東部に位置し、長浜市、米原市の淀川水系および木曽川水系（藤古川）に属する全ての一級河川（琵琶湖を含む）およびその流域を対象とし、その圏域面積は約923km2です。

圏域には、一級河川が全部で107河川（琵琶湖を含む）あり、琵琶湖へ直接流入する一級河川が23河川あります。主要な河川としては、北から大浦川、大川、余呉川、田川、姉川、高時川（姉川支川）、天野川等があります。

圏域の北部には、湖水面積1.97km2、最大水深13mの自然湖である余呉湖があり、その水面は、琵琶湖よりも約49m高い位置にあります。

淀川水系・木曽川水系湖北圏域河川整備計画は、平成28年9月30日付けで国土交通大臣から当初認可を受けていましたが、その後、当初計画において計画的に河川整備を実施する区間として位置づけのなかった一部区間等について、関係機関や地域住民との協議が完了しました。

それに伴い、河川の整備進捗を図ることを目的に、計画を一部変更するため、令和2年度より計画変更案を関係する地域住民のみなさんに縦覧し、学識経験者、関係市長の意見を聞いた上で、国土交通省へ変更案の認可申請を行い、令和3年3月30日付けで変更認可を受けました。