甲賀・湖南圏域は、滋賀県南東部の琵琶湖岸から野洲川上流域に位置し、草津市、守山市、栗東市、野洲市(日野川流域を除く)、大津市(草津川上流部の一部)、甲賀市(一次信楽川、河合川および大戸川流域を除く)、湖南市(日野川流域を除く)の7市の淀川水系に属する一級河川(琵琶湖を含む)およびその流域を対象とします。圏域面積は約629平方キロメートル(陸域約579平方キロメートル、琵琶湖約50平方キロメートル)となります。
甲賀・湖南圏域には、草津市、守山市、野洲市において琵琶湖へ直接流入する一級河川が16河川(国が管理している野洲川を含む)あり、主要な河川としては、北から家棟川〔野洲市〕、野洲川、山賀川(新守山川)、葉山川、草津川、十禅寺川、狼川等があります。
淀川水系甲賀・湖南圏域河川整備計画は、平成22年11月5日付けで国土交通大臣から当初計画の認可を、また、平成26年12月に変更計画の認可を受けていましたが、落合川・草津川・北川の整備進捗を図ることを目的に、計画を一部変更するため、令和4年度より計画変更案を関係する地域住民のみなさんに縦覧し、学識経験者、関係市長の意見を聞いた上で、国土交通省へ変更案の認可申請を行い、令和6年3月29日付けで変更認可を受けました。