旧RD最終処分場支障除去対策工について
抜本対策の着手までには、ある程度の時間が必要と考えられるが、その間のたちまち放置できない生活環境保全上の支障またはそのおそれについて、緊急対策を実施する。
- 焼却施設撤去
- 水処理施設修繕工
- その他緊急対策工事(仮設シート工、屋内仮置廃棄物保管対策工他)
- 老朽化した焼却施設の倒壊によるダイオキシン類の飛散を防止するため、焼却施設(2基)の撤去をおこなった。
- 着手日:平成22年(2010年)1月28日
- 完了日:平成22年(2010年)7月23日
- 汚染地下水拡散の軽減を図るため、汚染浸透水等の浄化ができるように既存水処理施設の修繕を行った。
- 着手日:平成22年(2010年)2月16日
- 完了日:平成22年(2010年)6月22日
○その他緊急対策工事(仮設シート工、室内仮置廃棄物保管対策工他)
- 着手日:平成22年(2010年)2月17日
- 完了日:平成22年(2010年)8月10日
仮設シート工(施工箇所:西市道側法面部、屋外仮置き廃棄物部)
- 仮設ブルーシートの損傷が著しいため、UVシートで被覆して、廃棄物の飛散・流出の防止を図った。
- 低濃度PCBの含有が一部確認されているドラム缶等ついて、PCB保管基準に準処した保管を行った。
- その他、仮置き廃棄物ついては、フレキシブルコンテナバック(1t用)に収納し適正に保管した。
- 人家が隣接している処分場東側平坦部は雑草が繁茂し、害虫等の発生が懸念されることから、除草等による環境改善を行った。