令和5年(2023 年)11 月7日から9日の3日間、ハンガリー・バラトンフュレド市において、第 19 回世界湖沼会議がバラトン湖開発局と国際湖沼環境委員会(ILEC)との共催により開催されました。ハンガリーでの開催は35 年ぶり 2 回目の開催となり、世界30か国延べ354人が参加しました。
開会式に江島副知事が登壇し、世界湖沼会議の成り立ちやマザーレイクゴールズ(MLGs)について発信し、世界湖沼の日制定の意義および賛同を呼びかけました。
国連環境計画(UNEP)と国際湖沼環境委員会(ILEC)の共催で開催されたサイドイベント国際コロキアム「持続可能な湖沼管理(SLM)の推進に向けて:課題、現状、教訓」に琵琶湖環境部 森本部長が登壇しました。
琵琶湖の淡水赤潮、石けん運動の取組の歴史、びわ湖の日における県民の取組およびマザーレイクゴールズ(MLGs)の取組に触れ、湖沼に関するシンボリックな日「世界湖沼の日」を制定する意義について発信しました。
分科会において、姉妹友好州であるミシガン州との共同プレゼンテーションを行いました。
滋賀県琵琶湖保全再生課から、琵琶湖の環境問題の歴史、びわ湖の日における県民の取組およびマザーレイクゴールズ(MLGs)の取組について発信するとともに、「世界湖沼の日」制定に向けた共同メッセージを発信しました。
滋賀県の「うみのこ」を参考に2021年からニカラグア版「UMINOKO」を始めたニカラグアとの共同プレゼンテーションを実施しました。
びわ湖フローティングスクールから、「うみのこ」の歴史や学習効果、ニカラグアへの知見の共有等について発信しました。
琵琶湖環境科学研究センターから、「気候変動が琵琶湖の絶滅危惧種に与える影響:10年にわたるROVモニタリングから得られた知見」について発表しました。
ポスター等の展示を通じ、滋賀県の情報発信を行いました。
大会公式の交流会(ガラディナー)において、バラトンフュレド市長および奥村滋賀県議会議長から挨拶がありました。
ハンガリーの高校と滋賀県の高校生(彦根東高校、守山高校、水口東高校)による高校生セッションをオンラインハイブリッド形式で開催、湖沼保全に向けたユースからの提言や、高校生たちの湖沼や自然環境に関する研究の取組等を世界に向けて広く発信しました。
会議の成果物となったバラトン宣言の中では、開会式で滋賀県副知事が賛同を呼び掛けた『世界湖沼の日の制定に向け推進を図ること』が盛り込まれた他、『一般的な提言』において、『政策立案者、科学者、コミュニティの参加を含め、持続可能な湖沼管理の取り組みにおいて科学と政策の連携を強化するためのツールを作成し、確実に実施する。特筆すべき例として、SDGsに着想を得た、日本の琵琶湖流域の保全と持続可能な管理のための「マザーレイク・ゴールズ」を挙げる』と記載され、本県のマザーレイクゴールズ(MLGs)の取組が特筆すべき例として宣言中に盛り込まれました。
バラトン宣言(日本語) (PDF:614 KB)
バラトン宣言(英語) (PDF:223 KB)
本会議の詳細は、公益財団法人国際湖沼環境委員会(ILEC)のホームページを御覧ください。