北湖では、例年春季から初冬にかけて水温躍層(すいおんやくそう)が形成され、上層と下層の水の対流がなくなるため、底層の溶存酸素量(DO)が低下し、晩秋に最も低くなります。その後、冬季に湖水の全層循環が起こり、底層まで酸素が供給されDOが回復します。
琵琶湖環境科学研究センターでは、北湖の底層DOの状況を把握するモニタリング調査を実施していることから、その結果をお知らせします。
調査日:令和6年11月5、6日(北湖、南湖)
エリア大区分 | エリア中区分 | エリア小区分 | 水温(℃) | 透明度(m) | 溶存酸素(mg/L) |
---|---|---|---|---|---|
南湖 | 唐崎沖中央 | (表層) | 18.9 | 2.3 | 8.3 |
北湖 | 南比良沖中央 | (表層) | 20.2 | 5.7 | 8.8 |
今津沖中央 | (表層) | 19.6 | 5.9 | 8.8 | |
(底層)水深約90m | 8.6 | - | 2.1 |
※上表は琵琶湖環境科学研究センターが実施した琵琶湖水質調査結果(速報)を表示しています。
滋賀県琵琶湖環境科学研究センター・・・琵琶湖の水質、赤潮、プランクトン情報など、環境情報の詳細。
発生号数 | 確認日 | 発生場所 | 発生日数 |
---|---|---|---|
第1号 | 令和6年8月19日 | 草津市北山田漁港 | 5日 |
大津市雄琴港北側 | 1日 | ||
第2号 | 令和6年8月21日 | 草津市矢橋船溜 | 3日 |
第3号 | 令和6年8月22日 | 大津市柳が崎地先 | 2日 |
第4号 | 令和6年9月4日 | 大津市際川地先 | 1日 |
第5号 | 令和6年10月2日 | 大津市雄琴港北側 | 1日 |
第6号 | 令和6年10月7日 | 大津市雄琴港北側 | 1日 |
第7号 | 令和6年10月23日 | 大津市際川地先 | 1日 |
※令和6年度琵琶湖におけるアオコの発生状況:9日間、5水域(11月1日をもってパトロールを終了しました。)
<参考>直近6か年の発生状況
令和5年度:63日間、5水域(過去最長)
令和4年度:15日間、7水域
令和3年度:12日間、4水域
令和2年度:13日間、5水域
令和元年度:16日間、4水域
平成30年度:5日間、2水域
発生号数 | 確認日 | 発生場所 | アオコ発生レベル |
---|---|---|---|
第1号 | 令和6年6月17日 | 山本川河口(西) | レベル4 |
艇庫前 | レベル4 | ||
第2号 | 令和6年7月4日 | 山本川河口(西) | レベル4 |
第3号 | 令和6年7月16日 | 西の湖すてーしょん前 | レベル4 |
トムソーヤ横 | レベル4 | ||
第4号 | 令和6年7月22日 | 山本川河口(西) | レベル4 |
山本川河口(東) | レベル4 | ||
西の湖すてーしょん前 | レベル4 | ||
艇庫前 | レベル4 | ||
第5号 | 令和6年8月21日 | ポケットパーク横 | レベル5 |
西の湖すてーしょん前 | レベル5 | ||
艇庫前 | レベル5 | ||
トムソーヤ横 | レベル5 | ||
第6号 | 令和6年9月17日 | 山本川河口(西) | レベル4 |
山本川河口(東) | レベル5 | ||
第7号 | 令和6年9月26日 | ポケットパーク横 | レベル6 |
第8号 | 令和6年10月1日 | ポケットパーク横 | レベル4 |
西の湖すてーしょん前 | レベル5 | ||
艇庫前 | レベル5 | ||
トムソーヤ横 | レベル5 | ||
第9号 | 令和6年10月15日 | 艇庫前 | レベル5 |